ようやくルパン三世シーズン6の0話、エピソード0「時代」を観た。
小林さんが大塚さんにバトンを渡す最後の作品だ。
すげー愛に満ちたストーリーだった。
小林次元がみんなと1対1の会話をし、生き様をストーリーにのせて語り、振り返らせる。
そして派手な事件ではなくあくまで日常のルパンの世界。
ルパンを長年見ていきたファンが誰もが納得する脚本だった。
書いているのは同い年の高橋悠也さん。
すいません正直全く知りませんでした。ちゃんと演劇上がりの人だった。
でも素晴らしかったです。
３回くらい泣いた。
こんな始まり方
小林次元お疲れ様です
そして第１話から大塚明夫さんにチェンジ。
正直、よかった。さすがというか違和感をほとんど感じさせないなと俺は思った。
プロは素晴らしい。
小林清志さんの最後の言葉を転載して今日のブログは終わります。
本当にお疲れ様でした。ずっと素敵な次元を見てきました。
ありがとうございます。
以下、小林さんの視聴者と大塚明夫さんへのメッセージ
ルパンは俺にとって一生ものの仕事であった。命をかけてきた。
我儘を言えば90歳までやっていたかったが残念。
何とかかじりついていたかったが 無理だった。
歳をとればそれなりの深みが出てくるはずだ。ただ映像とのギャップがあるか。
話は違うが以前、明夫ちゃんに聞かれたことがある。
「なぜ親父は五ェ門を辞めたんでしょう？」と。
親父とは大塚周夫先輩である。答えに窮したことがある。
さぞ先輩も 無念だったにちがいない。
一部の方々から言われる事があるのは、次元は歳をとった 聞きづらい。
当たり前だ わたしゃ 齢88歳であるぞ。俺なりに努力した結果だ。
これからはそう言われることを気にしないですむ。ほっとしている。
あとは明夫ちゃんに委ねます。
頑張ってちょうだい。
ただ、次元はそんじょそこらの悪党とは違うぞ。
江戸のイキというもんだ。変な話だが、次元は江戸っ子だ。
明夫ちゃん、これは難しいぞ。
雰囲気はJAZZにも似ているんだ。
最後に
これまで応援してくれた人たちにお礼を申し上げる。ありがとうございました。
ルパン。俺はそろそろずらかるぜ。
あばよ。— 小林清志
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