6月末からちょくちょく噂が出ていた小劇場のクラスターの全貌が出て、大騒ぎ中ですね。
そして同じく(理由はわかりませんが)連続降板騒動も別箇所で起きております。
連続降板の方は知り合いも出ているので心配です
(何故いつも連続降板騒動の芝居には知り合いが出ているのだろう笑)
そういえばひとつ前の連続降板話もクラスターのところと同じ団体だなー。
(そのひとつ前は別のところ)
もうこうなると作品の良し悪しとかの前に興業としては失敗ですよね。
そうならない人生を送れるように気をつけなければ・・・・
クラスターの方は主催に対して怒り狂っている役者の子のまとめだけブログと主催団体twitterを下の方に載せておきます。
両方載せておくのは両者の目線を載せるのが情報を出してブログにしている私の中の小さなフェアだからです。
それにしても、確かに主催がめちゃめちゃ悪いけど、告発って損ですよね。
私もいう側になったことあるからわかりますが、日本人的風潮で「告発した子」
って使われなくなっちゃうんですよね。
頑張ってもらいたいけど。後、そういう風潮には負けないで生きてほしい。
俺は気にしないで一緒にやるタイプだぜ!!
ちなみにこの朗読劇のチラシを見てもらうとよくわかるのだけど、私が常日頃から言っている
「STAFFをクレジットしないチラシ」
そのものです。
文字情報だけだと、当然のように制作雇っていないし、舞台監督雇っていないし。
というやつですね。
さて、
ここで、演劇界にこれから関わろうとする人達。芝居を観る専門の人たちへ私から言えるチラシを見ただけでやばい芝居の特徴(もちろん何事にも例外はいます)
1.スタッフクレジットが全く載っていない。
2.逆にやたらたくさん1セクションに載っている。
3.チケットのことばかりであらすじも団体紹介もない。
この3つの条件を満たしまくっているチラシは基本的にかなりやばいです。
1は、とにかく責任の所在がはっきりしていない(意図的の場合も多々ある)。もしくはスタッフ軽視をしているから極力載せてきません。これで作演出が芸名の方で、プロデュース公演で、SNS上に実績なしもしくは少なかったりする場合。元劇場付きとしては団体のバックレまで考慮します。
2は、これもすごいまずいと思っていて、アマチュア団体系に多いんですけど、スタッフクレジットって責任の所在者だと思っているので、たくさん載せたいならきちんと記載を分けるべきだと思うのですよ。
衣装 ○○さん
衣装部 △△さん、■□さん、■△さん
制作 ××さん
当日運営 ■○さん
票券 ○×さん
というふうに記載するとかね。団体のチラシ製作者は良かれと思って大勢の名前を記載するけど、では上記のようなコロナが出演者内で起きてしまった場合に、責任の重さが記載方法ひとつで変わるわけですよ。
制作は当然対応もするし責任を取らされる立場だけど、じゃあ票券、当日運営は立場変わってきますよね。
これを常日頃から考えてスタッフ表記を載せているんですよちゃんとしている団体は。
なので、私から見るとたくさん載っている団体は信用できなくなってしまうのです。
3。これも多いんですよね。結局チラシはキャストの顔を見せてチケットを売るためのビラ。まあ、そういう一面があることはもはや間違いないんですが、紙一枚で何者かわからないチラシは相当やばいと思っています。
肩書き何もない名刺もらってその人のこと信用しますかね?
創作肩書きの人よりさらに扱い低いですよね無肩書。逆に1円会社でも株式会社〇〇代表取締役
とか書いてあるとそれだけで、「おおっ」って思いますよね?
同じようにチラシに少しでも
劇団●●とは?とか、▲▲プロデュースとは?
が入っているとどこの誰の何者かわかるじゃないですか。それ大事だと思うんですよ。
ちなみに後、私的には世代が古いので問い合わせ先をメール以外に連絡つく方法載せておけよと思うんですよね。
これも上記のようなコロナが出た場合などの文句言える相手から問い合わせられる連絡先を一つが書くのがマナーと思うからです。
あと、上記3つには当てはまらないけど実はやばいやつを見つけられる方法があって、
スタッフは載っている場合でも、
音響照明舞台監督
この3つを検索して、ほぼその人の情報が出てこない。もしくは、出てくる劇場キャパが100以下の超小劇場のみ。
の場合は、経験則としてやばい団体が非常に多いです。
こういうふうに思われないためにも各主催や主宰、製作者や制作者はきちんとクレジットを書く。各所に乗せていくということを真剣にやっていくべきだと私は思っています。
以上、ものすごい業界一部のためになる話でした笑
あー、ついでにこの機会にもう一つ気になってしょうがない話を。
「プロジェクションマッピング」
ってみんな簡単にいうけど、これは、映像を立体物に当てて、そのものが今まで見えていた視覚効果とは違う効果を見せるものをプロジェクションマッピングと言います。
ただ映像投影しているやつはただのプロジェクターから出している映像です。
これも本当に皆様勘違いされている上に、主宰者がマッピングというと業者側もそうですね。
と答えてしまう。
みんな、実はそれ恥ずかしいんだ。
直していこう。
そもそもプロジェクターはもはや普通。LEDディスプレイすら普通の世の中だからそこまで(いやむしろ全く)超最先端という売りにはならないから(視覚効果としての演出的には素晴らしいです。あと、マッピングは昔よりは楽になったけどそれでも大変だけどね)
ということでこれもやめてほしいのです笑
ということで今日の話の大元は、この話ね。
主催団体twitter
https://twitter.com/kenshukikukawa
主催者、年内公演全て中止らしい。そうですね。勉強して出直すか出直さないでほしい。
笹浦今後の予定
笹浦舞台監督
Envisionnexstage
「Footstep vol.1」
7/24,25
@埼玉会館
笹浦舞台監督
ヒロセプロジェクト
「彼女はきっと魔法を使う2021」
8/7〜11
@ラゾーナ川崎プラザソル
笹浦演出
静岡市子どもミュージカル
「妖バトルオンライン」
8/21,22
@静岡市民文化会館
笹浦舞台監督
Envision Nextage
「InterXion」
9/4,5
@シアター1010
笹浦ディレクター
「あの日から産まれたもの〜想いを風化させないために〜」
9/11
@くにたち市民芸術小ホール
笹浦舞台監督
骸骨ストリッパー
「蛇骸王STRIKE」
10/21〜24
@武蔵野芸能劇場
笹浦演出
KとSプロデュース公演Entertainment Stage
「未来旅行社はじめました」
12/2〜4
@ラゾーナ川崎プラザソル