演劇関係者の間でこのことに関する盛り上がりがほぼないことに非常に謎なんだけど、
日曜日に「演劇のまち」を目指していた兵庫県豊岡市の市長選で、7期目の当選を目指していた市長が直前立候補した新人に負けた。新人と言っても66歳の現職に64歳新人が勝っただけの話なんだけどね。
一部では、この日にあった三つの選挙全てで自民系が負けた!!
現政権への国民の声!!
なんてコメントもあったけど、もっと全然寒い話で、
この「演劇のまち」を目指していた方は自民系だけど、受かった方も自民系出身なんですよね。
ただ単に政策が受け入れられなかっただけの話。
それにしても神戸新聞のタイトルの付け方には悪意を感じたが、
それに対しての演劇人のコメントの少なさに本当に驚いている。
中にはもちろんちゃんと見ている人たちもいて、神戸新聞のタイトルは酷いけどこれ見ればわかるよね。
と、市長候補討論のをあげている人もいるが、
笹浦私見としては、NHKの見出しが真実だと思っていて、
見直されることは間違い無いでしょう。
討論見てもわかるけど、ある程度広い視野で将来を見据えていきましょう。そのためのツールは「演劇」という他の都市があまりやっていないことをうちの市は軸にしていくんです路線が、
このコロナ禍で大事なのは先を広く見据えることよりも地に足をつけて一歩一歩進んでいくことなんです。まずは医療費の無償化から始めましょうという市民第一路線に、選挙結果としては、綺麗にやられたので、
確かに討論では演劇への大きな悪口などは言っていないけど、この場合、前市長の爪痕=演劇なので、確実に目立った減額はされていくので、「演劇のまち豊岡」と、青年団などすでに移住した人たちのこの先が非常に心配で、「演劇」の社会的なポジションも非常に心配なのである。
ちなみにこの間貫新市長。バリバリのIT屋さんですね。システム開発とか管理とか、そんな会社やっているし。
地域密着の会社やってて人材雇用している人が立ち上がったら強いよなー。情報戦略もIT畑の人の方が強いだろうし。
ていう話みんな全然触れないんだけど、なんで?
なんならこういうこと書いていると「意識高い系」みたいな扱いされるまであるんだよね。
意識低い系だろそっちは。というと水掛け論になるし、あー普通にこういう話したいですよー。
最近あった別現場の話だけど、私のライフワーク的なその地域調べて一つの作品にしようという活動をビジネス的に活用してもらえそうなブレスト会議をしたのだけど、やっぱりそのマーケティングとかターゲットどこにして切り崩していくとかそういう話している時が一番好きなので、演劇畑の人では無いのかな?なんてことを自分に対して思ったりもしています(元から演劇畑感低いけど)
あと、神戸新聞のタイトルひどいと書いたけど、でも神戸新聞とか神奈川新聞とかちょっと大きめの地方新聞っていい記事も多いんですよ。三代氏ではかけないようなこともたくさん書いてくれたり意思がきちんと見える時があるので。
ということだけフォローを入れておこう。
さ、今日はコンテの現場です。
笹浦今後の予定
笹浦舞台監督
ヒロセプロジェクト
「Life Goes On ~ボクはボクなりに夢を見る~」
5/13〜16
@ラゾーナ川崎プラザソル
笹浦演出
株式会社KとSプロデュース
「未来旅行社はじめました」
6/11,12
@ラゾーナ川崎プラザソル
笹浦舞台監督
Dance Company MKMDC
「ORICHIKA15」
7/10,11
@和光市民会館大ホールサンアゼリア
笹浦舞台監督
Envisionnexstage
「Footstep vol.1」
7/24,25
@埼玉会館
笹浦演出
静岡市子どもミュージカル
8/21,22
@静岡市民文化会館