この件も書いて置かなければなんて思いながら。

 

先日、今年の岸田戯曲賞が発表されましたが、該当者なしとのこと。

このことに対してコメントした野田秀樹さんの

「コロナを意識しすぎて距離感のとれていない作品が多かった。戯曲のコトバとしても、こちらをワクワクさせるものが少なかった。」

 

というコメントに対して演劇界でなかなかな物議を醸しております。

これに対して選考委員の柳美里さんが状況説明をしていて、その場でコメント求めて、それを答えさせた白水社に大いなる問題があると書いている。

 

元ツイート

 
もう一つ。候補者の一人だった根本宗子さんは、該当者なしということについてインスタでこういうふうに述べている

「とっても正直に言うと、このような大変な時代に、今まで通りの演劇という形すら守れるかわからないこのご時世に、自分がとるとらないは別として「受賞作なし」だけは演劇界のためにならなすぎるからやめてくれ、と思っていました。
もちろん状況と作品の評価というのは別であることはわかります。「大変だったのだからあげよう。」となって欲しいわけではありません。
ただ、賞とはもちろん個人や作品へのものですが、その業界が盛り上がるために存在している部分もあるとわたしは思っているので、なかなかショックな結果でした。
「コロナを意識しすぎている」と全作品をまとめた理由での該当作なしという結果を出すくらいならば、せめて岸田國士戯曲賞を今年は開催しなかった方がまだよかったんじゃないかとわたしは思いました。あくまでわたしの意見です。」

 

元投稿

https://www.instagram.com/p/CMUQ_xtn47m/

 

で、俺としては何が言いたいのかというと、まず野田さんのようにパッと求められた時に、その場で回答を生み出すべきか生み出さないべきかという判断ができたのかというと、俺にできた自信はない。

ただ、根本さんがいう通りに、今年は受賞者を出すべきだったとすごい思っている。

作品の本としてだけのクオリティとか文学的価値みたいな話をすると俺にはわからないけど、戯曲って上演する前提で書かれている本ですよね。それの賞を選考するのだから、こんなに世の中で上演するのに条件つけられている今は何かを選んで欲しかったとすごい思う。

 

思えば選考委員は野田さんとケラさん以外特に自分的には・・・・という作家さんばかりだ。

まあ意見も合うはずもなく、別に俺が何をいってもという話だけど。

でも、根本さんのコメントは好感が持てた。

素直にリツイートしていた小御門くんにも好感が持てた。

 

ただそれを言いたかったんだ。

あと根本さんの顔を他の女性作家と勘違いしていたすいません。

 

 

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令和2年度川崎市都市ブランド推進事業第2弾「7つの魅力」公開

 

 

 

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