ヤフーニュースのあだ名に関する話。

 

 

学校で授業をした時に同じ問題に触れたことがある。

担任の先生が、生徒を◯◯さんという呼び方をするように言われた。

俺は拒否した。

(あの時まだ若かったし)

ちなみに、今も子供達に触れ合うときに◯◯さんという呼び方はしない。

 

理由は、距離感の平等というものに違和感を感じるからだ。

そもそも演劇は平等であって不平等である。

均等に台詞を与えたり均等に見せ場を与えることはなかなかに難しい。

物語論で言うなら主役が必要であるからだ。

 

この話を読んでいるときに、

タイのニックネームに関する話を思い出した。

 

 

 

この文章だと、ニックネームは適当であると書いてあるが、

俺が読んだ別の本では、魔除けの意味を込めてわざと汚かったり嫌いなもののニックネームを幼少期につけると言う話を聞いた。

 

何が言いたいのかというと、どちらが正しいと言う話をしたいわけではなく、

何を持って平等不平等だとか、子供達のために正しいと思うかと言う話だ。

俺は俺の信念があるし、関わる以上なるべくどんな立場でも楽しんで欲しいと思っている。

役が小さくても役が大きい子より楽しんでいる子たちはたくさんいるし、

その楽しめる環境はどうとでも作れる。

それは伝える側のスキルの問題だ。

◯◯さんと呼んでいてもコミュニケーションスキルの高い先生ならきちんと伝えられるし、扱いだけじゃなくて平等に接することができるし、呼んでいるだけでスキルのない先生では逆のことも起こる。

そう言うことが大事だと思うと言う話だ。

 

だから、強要する姿勢はやっぱり共感できない側なんだよね。

苦労している側の方には申し訳ないけど。

 

でも気持ちがわからないわけじゃないからね。

 

そんな話をしたかっただけ。

 

写真は70人参加して全く脱落者の出なかった第2回戸塚区民ミュージカルの時の写真

 

 

 

笹浦今後の予定

 

笹浦舞台監督

ヒロセプロジェクト

「不良少年と天使の恋の唄 2021」

2/20〜23

@ラゾーナ川崎プラザソル

 

笹浦演出

朗読劇「ゴミが見える!」

3/21

@新宿文化センター小ホール

 

笹浦演出

ファッションショーブライダルイベント

『花の御寺』で観音様に感謝する特別な1日

3/28

@奈良 長谷寺

 

笹浦舞台監督

Dance Company MKMDC

「ORICHIKA15」

7/10,11

@和光市民会館大ホールサンアゼリア

 

笹浦舞台監督

Envisionnexstage

「Footstep vol.1」

7/24,25

@埼玉会館

 

笹浦演出

静岡市子どもミュージカル

8/21,22

@静岡市民文化会館