今日の朝からしていた話題は、
「震災から◯◯年」という表現に違和感を感じるか感じないかという話。
もちろん当事者であるのか当事者が周りにいるのかとか、震災に関わる何かを仕事でしているのかしていないのかなど、色々なことで変わってくるのだとは思うけど、この手の表現は本当に難しい。
当事者では決してない俺は、昨年今年と、この震災に関わる作品に携わることが多く、ほとんど何も気にしていないのだが、やはり気になる方は気になるらしい。
昨年は阪神淡路大震災から25年。そして今年は東日本大震災から10年と節目の年なので余計「震災から◯◯年」という表現がたくさん出てくるからだとは思う。
ただ、表現がどうとかよりも、それをきっかけに改めてもしくは初めてきちんと震災のことを調べたり知ったり気づきがあるということはすごい大事だと思っている。
演劇は、この「気づき」を生み出すことに関して非常に優れている芸術体験なので、大事なポジションにいると思っている。
朝からそんなことを考えていた。
写真は、昨年上演した阪神淡路大震災を扱った作品
「尊〜1000万ドルの夜景〜」から
笹浦今後の予定
笹浦舞台監督
ヒロセプロジェクト
「不良少年と天使の恋の唄 2021」
2/20〜23
@ラゾーナ川崎プラザソル
笹浦演出
朗読劇「ゴミが見える!」
3/21
@新宿文化センター小ホール
笹浦演出
ファッションショーブライダルイベント
『花の御寺』で観音様に感謝する特別な1日
3/28
@奈良 長谷寺
笹浦舞台監督
Dance Company MKMDC
「ORICHIKA15」
7/10,11
@和光市民会館大ホールサンアゼリア
笹浦舞台監督
Envisionnexstage
「Footstep vol.1」
7/24,25
@埼玉会館
笹浦演出
静岡市子どもミュージカル
8/21,22
@静岡市民文化会館