ちょっと作品の関係で、ポリティカル・コレクトネスの関する調べ物をしていたら、
このジャンルに登場することはほぼないだろうと思っていた(逆側の立場ならありえるかなと思っていた)小池百合子さんの名前を意外なところで発見。
そもそもポリティカル・コレクトネスってなんぞや?という人もいるかと思うので、簡単に説明すると、
性別・人種・民族・宗教などに基づく差別、偏見を防ぐ目的で、政治的・社会的に公正・中立な言葉や表現を使用することをしめす。
つまり、誰がどう見ても嫌な思いをしない言葉でしめしましょうということ。
有名なのは、看護師とか保育士とかフライトアテンダントだとか、障碍者だとか。
あと、俳優と女優ね。
これは専門ジャンルだから中には意図的に使っている人たちもいて難しい問題だなとは思っているのだけど。
そうそう、余談だけど、僕は大学生の頃から障害という言葉が嫌いだったので、障碍といち早く使っていて、当時、それを真似した後輩(調理師専門学校生)が、テストで障害を障碍と書いたらそんな言葉はないと、問題の回答として不正解をもらったことがある。
と、そのくらい、それぞれ普及するのには時間がかかったのだけど、まあ徐々にこういうものは時代とともに変わってきているのですよ。
で、話を戻すと、小池百合子さんがどこに登場してくるかというと、「ソープランド」です。
隣町川崎が吉原に次いで関東第2の有名地であるソープランド。
昔はトルコ風呂と呼ばれていました。
これに対して、トルコ人留学生のヌスレット・サンジャクリさんが、抗議をして当時の渡部恒三大臣が名称変更を直訴したのですが、なんとその直訴運動の時に小池百合子さんが大々的に協力したらしい。
思わず「へー。」と、なりました。
基本文化政策としては予算多く立ててくれない人なので、私たち演劇人からすると、イマイチな方なので(政治的思想の話は僕にしないでください)、なかなか意外なところで名前出てくるなと思ったわけです。
ちなみに、これも余談ですが、ソープランドの前のトルコ風呂という名前は、20世紀初頭までトルコが中東1の大国だったということと、トルコの蒸し風呂でアカスリ等のサービスが昔からあったことからついたそうです(諸説あり)
さらに石鹸使っての泡踊りというサービス始めたのは川崎の堀ノ内かららしい。
このポリティカル・コレクトネスのような感じで、放送禁止用語というものもある。
まああくまで自主規制の範疇ですが。
有名なのは、床屋だとか、外人だとか。
床屋は、今も東南アジアなどでは残っているが、床屋と売春宿の兼業をしている店が多かったので、今も床屋という名前で売春宿を経営しているところなどもある。いうようにちょっとイメージの悪い時代背景があるため。というのと、〜屋というのが現金で日々生活をしている人という意味があり、ちょっと扱いとして下に見られていたためという二つの説が有名なところかな(これも諸説あり。)。
外人は、もう広辞苑見ればがわかるけど、外人の意味が、
①仲間以外の人。疎遠な人。
②敵視すべき人。
③外国人。異人。
もう誰がどう見てもダメでしょ。嫌な思いしかしないってばさ。
ということで、言葉は本当に色々難しいよね。
と、いうことを書いて作業の息抜きをしているわけであります。
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