テレビをつけると3.11を転機に自分の人生が変わった人たちの話をやって居た。

俺も小さなこととはいえその1人だ。

 

まだラゾーナの店長みたいなことをやって居た頃のあの日。

慶應のミュージカルサークルがゲネプロをやっている最中にあの地震は起きた。

ビルの5階だ。半端なく揺れた。

100キロを超えるコピー機がカグスベールでもつけているかのように移動してきた。

学生たちと避難した。もちろん殿だ。

4階駐車場から地上へ。

そしてその日は川崎市文化財団に学生たちと泊まった。

 

一方、帰れなくなった芝居仲間たちを集めて、当時の会社の系列劇場にみんなを泊めた。

家が近い自分は、一回家に帰り、ありったけの食料と鍋と寝具を持って、その劇場へと行った。

帰れないメンバーに炊き出しするために。

そしてその炊き出しが煙探知機の下で行われ大騒動が起きた。

地震直後の安定しないマンション内。元から色々クレームを言われて居た場所。

住民たちの怒りはMAXだ。

結果、全て間に入った。

住人、当時の会社の両者にボロクソに言われた。

そこから亀裂が大きくなった。

 

あんなやつとは仕事をしたくない。

それはいまでも自分の原動力だ。

まあ、あのことが起きなくてもいずれ亀裂はできて居ただろうが、俺はとにかく嫌だったんだ。

 

その先にももちろん色々なことはあったのだが、俺は喧嘩してやめた。

そして今のフリーの俺がいる。

色々な人と仲違いしては仲直りしてきたが、この時の敵対者とは一生仲直りする必要性を感じない。

(もちろんまだ仲直りして居ない人もたくさんいる)

向こうと仲がいい人も俺から離れた人もいるけど、俺は間違って居ないし、こういう日じゃないとむしろ思い出さない。

所詮、誰も精神的に以外には傷ついて居ない話だし。

 

まあ、未だに俺と付き合ってくれているあの当時の人はこんな話はほとんど知らない。

まあ、いう必要のない話だ。

だから見つけた人だけが読めるお話。

 

何かを書きたくなったことは間違いない。