カチョーの勤務先からほど近く
古い下宿を改造した、気になるお店があります。
……っつか、顔?
略して『チキでき』だそうです(笑)
結構迷う方が多いのでしょうね。
入口にはまだ『喜美荘』って名前を残してるし(;´▽`A``
カチョーが入口写真を撮っていると
感じのよい店員さんが中から出てきて
『いらっしゃいませ~』って声をかけてくれます。
わざと不ぞろいなテーブルと椅子
旧式の煙突ストーブ、骨組みがむき出しの吹抜……
独特の雰囲気と心地よいBGMがゆったり感を漂わせています。
ちなみに床は土(笑)
2種類から選べる玄米ごはん、お味噌汁と7種類のおかず。
『チキューのためにできること』の一環として、割り箸ではなく
オリジナルのお箸(店内販売アリ)がついてきます。
おかずはどれも薄味ですが
野菜の味もお肉の味も素材の魅力をしっかりと引き出し
物足りなさを感じず、品数の多さで飽きも来ません。
外食というと濃い目の味付け、塩分過多を考えてしまいますが
ココでは心配御無用、人に優しい品々。
2種類から選べます。
カチョーは『長岡式酵素玄米』をセレクト。
しかしながらカチョー、お店の雰囲気に飲まれてしまい
『大盛できますか?』と聞けないチキンハートでした……orz
最近、雑穀米などをよく目にし、美味しく頂いておりますが
ココの『長岡式酵素玄米』、香ばしくて美味しい
大盛で食べたかった………
それにしても野菜の味が濃いです。
おかずはどれも出てきたまま、醤油もソースも不要。
素材が良いのか、味の引き出し方が良いのか………
普段食べているものの調理方法に疑問すら感じてしまいました。
………………え~とね、カチョー、さっき玄米とか大盛にしなかったでしょ?
………………メニュー見てて気になったんですよね
………………だからさぁ~
………………ゴチソーサマが、聞こえない。
でも、具も何も乗っていないそのおソバからは
『美味いからこのまま食ってくれ』
というメッセージを感じます。
………イタダキマス
備え付けのネギと唐辛子を一口ずつ試しましたが、邪魔です。
このソバはそのまま食べるのが美味しい。
麺の食感が不思議。
チュルチュルなんですが、どこかモチッとしている……
わからないまま完食。
味わいはお蕎麦の名店に劣るのに、何故か後を引く………山芋?
あ、また大盛に出来るか聞けなかったorz
クリームチーズ。
濃厚なのに後味はサラッとして……
最後まで素材の魅力だけで飽きさせません。
ちなみにコレも日替わりの模様。
店外正面のカウンターでパック売りをしています。
カチョーがお店を選ぶとき、味だけではなく
ボリューム度も欠かせないのですが………
あきらかにカチョーの望むボリュームには達していないのに
お店全体から漂う優しさ、飽きさせない仕掛けで満足してしまいました。
『サラリーマンの定食』としてはコスト的には厳しいですが
『カフェのランチ』として捉えると店内のパフォーマンスも含めてスバラシイ。
このコンセプトに賛同できる方、おススメです。
ゴチソーサマでした