(てんかん症状に関する過去ブログ→ てんかん症状 #01 てんかん症状 #02 )
K君の発作は2種類あります。
A)全身痙攣:
強直間代発作と呼ばれるものだと思います。
意識を失い、目が吊り上がり、手が突っ張り、唇が紫色になり、1-2分程度全身がガクガクします。
初めて見た人は、人間が壊れたのかとびっくりしますよね。
直後に嘔吐することがあります。
痙攣後はグッタリしてそのまま眠ることが多いです。
痙攣中は息が止まっているのでしょう。
なので、脳への悪影響がいつも心配です。
1-2分程度脳へ酸素が行かないことは、単発では大きなダメージではないかもしれませんが、回数を重ねるとやはり良くないだろうという気がしています。
それよりも怖いのは、意識を失ってからの転倒です。
頭部をコンクリートで強打する、階段を転がり落ちる、車にひかれる、水域に落ちて溺れる、という致命的なこともありえます。
(実際にK君は発作時に転倒してコンクリートで頭部を強打し、救急搬送されたことがあります。)
また転倒時に他人を巻き込む可能性もあります。
痙攣の頻度は月1回程度ですが、このような万が一のことを考え、一人での外出は制限しています。
B)意識の途切れ:
失神はしませんが、それまでの動きが止まり、数十秒間ボーっとします。
意識(思考と記憶)が途切れてリセットされており、この時のことは覚えていません。
記憶が途切れるため、発作前までどこで何していたかわからなくなるので発作後も数分程度は挙動不審になります。
状況が飲み込めてようやく、普通に戻ります。
AとBは無関係ではなく、まずBが起こり、そこで治まるか、続いてAに移行するか、というものです。
部分発作-Bから始まり、二次的に全般発作-Aに進展することがあるのだと思います。
完治が望めないのは仕方ないとして、せめてA全身痙攣への移行を防げる薬が開発されないかな。
Bだけで済むのであれば自立への希望が大きく大きく開けるのです。
