これまで、てんかん患者K君の、親亡き後の自立プランをシミュレーションしてきました。
そこでいくつか課題が見えてきたのですが、その一つがK君のお金の管理です。
K君、知的障害の認定はないですが(てんかんのため精神障害では2級)、心の発達が少々遅かったり、考え方が偏ったりしていることを感じています。
まとまったお金を一括で手にしてしまうと、一瞬で使い切ってしまうでしょう。間違いなく!
そういえば、K君小学生のとき、地域のお祭りで渡した小遣いを、友達に配っていたことがありました。(ジュース代程度だったのですが。)
K君は過去を振り返らないし、未来の予測もしない、今その瞬間の感覚と判断で生きているのですね・・。
大人になれば多少は自制が効いてくると思うのですが、一方で、自立してからの方が、まとまったお金が必要となるケースもあるでしょうし、健常者よりは財政的に苦しくなる場面がより多いでしょうから、より危険(=まとまったお金を瞬時に使い切ってしまう)かもしれません。
ということで、K君の親亡き後の生活補助のために必要とされた5百万円(過去ブログ てんかん×お金 #07 自立への備え① 参照)は、一括で渡すのではなく、毎月の分割で渡るように仕込みたいと思います。
ただし、親亡き後に分割でK君の手に一定額のお金が渡るようにすることは、単純なことではなさそうです。
誰が責任を持ってお金を管理し、誰がどの程度の管理費用を負担するのか、など。
世にある支援制度の全体像をつかんだ上で、K君の状況にもっとも相応しい方法を利用したいと思うのですが、法律には全く詳しくない私が、ゼロから書籍とwebで調べるので、さて正しい解にたどり着けるかどうか・・。
さっそくですが、今のところ、どうやら以下の制度がカギになりそう、ということがわかってきました。
・成年後見
・信託
・日常生活自立支援事業
もう少し勉強し、整理していきます。
【参考】
・前園進也さん著書「障害者の親亡き後プランパーフェクトガイド」
