てんかんから来る副次的な特性なのかわかりませんが、K君は人付き合いが好きではなく、放課後や休日に学校の友達と遊ぶことは全くありません。

(グレーゾーンと言われるとそうかもしれません。)
また、突然の発作で倒れて車に轢かれてはマズいので基本的に一人での外出はさせません。

学校以外の時間は家族と過ごすことが大半です。
そんな日々ですから、日常生活おいての経験値の積み上げは、同級生の中で比べるとかなり遅れているだろうと思います。
その分、精神的な成長も遅くなっている感じです。

多くの人と接することで多様な価値観に触れ、頭を使い、心を鍛え、自立に向かって成長していくことが理想なのでしょうけど、できないことを悩んでも仕方ない。
ならば、別の手段で成長を補うか、別の次元で生きていくかだけです。
成長を補う手段として、まずは親である自分ができるだけK君の心を鍛える機会を与えることが手っ取り早いかと思いました。

コロナ禍の前のことですが、K君とタイに行きました。
現地2泊の男2人旅。
てんかん発作への備えを含め、私達親子には少々ドキドキだったのですが、結果としてはK君が楽しんでくれて大満足でした。
特にトラブルもサプライズもなく平凡になりますが、てんかん患者の海外旅行記を残しておきます。


(上の方でちょっと偉そうに書きましたが、自分がタイに行きたかったのでK君を道連れにした、と言う方が正しいかもしれませんー)