「第九」演奏会の一般公募の合唱団に、K君と私の2名で応募しました。
「第九」は、ベートーベン作曲 交響曲第9番の通称であり、そのメロディーはテレビや動画などでもよく耳にするものです。
私自身はそれまでに2回ほど第九演奏会のステージに立ったことがあり、その感動をK君にも味わってもらいたい、と思っていたのです。
プロ指揮者のもと、本物のオーケストラの演奏に合わせ、お客さんを前にして、ステージで歌う、なんて、一般人がこんな体験なかなかできません。
(いくばくかの参加料は払いますが。)
K君にとっては、もはや音楽療法どころではない大きな体験として脳に刻まれるはずです。
さて、てんかん患者で高校生のK君、これを実現させるにはいくつかの難関を突破しなければなりません。
【難関1】K君が最初から全く興味無しと言うかも。
【難関2】練習が面白くないとかでK君が途中でやめるかも。
【難関3】てんかん患者の参加について運営の理解が得られるだろうか。
【難関4】万が一本番で発作が起きたらどうする。
しかし、こんなこと気にして尻込みしていたら、ハンデのあるK君の成長はますます遅れてしまいます。
なんとかしてステージに立たせたいという私の気持ちは揺らぎませんので、応募したからには、あとは丁寧に難関を突破していくだけです。
[続く]
