K君と一緒に釣りをすると最高に心が満たされる、一方で、K君のてんかんに向き合っていると、いろいろなことを考えてしまいます。

前向きなこと/ネガティブなこと、正しいこと/曲がったこと、いろいろです。

そんな普段からなんとなく漠然と考えていたことが、突然、文章や言語となって目の前に現れると、ドキっとします。

誰かにその浅い心を見透かされているような気がするのです。


◆高橋源一郎 新聞の人生相談欄より:
「死にゆく親にとって、いちばんおおきな幸せは、自分のいない世界でも、子どもが、子ども自身の豊かな人生をいきていく、その確信を持てること。」

◆伊坂幸太郎「終末のフール」より:
「俺たちはたぶん、リキと一緒に死ぬだろ。っつうかさ、みんな一緒だろ。そう思ったら、すげえ楽になったんだ。」「大逆転だ。」「大逆転が起きたんだ。」
(3年後に小惑星衝突で地球が滅びることが確定している世界での会話。リキはこの男性の息子で先天性かつ進行性の病気を持つ。)