冬の乾燥でうけた肌のダメージ。
ハリがなくなりカサついた感じになってしまっている人もいるのでは!?
今回、肌の潤いを守る3つの潤い成分
先ずは セラミド についてお話しいたします。
肌を守るバリアの働き ~セラミド~
私たちの皮膚は3層構造(表皮・真皮・皮下組織)になっており、
表皮の表面は0.02ミリの角質層でおおわれています。
角質層の細胞同士は、角質細胞間脂質という脂で接着されています。
その角質間細胞脂質の約50%を占めるのが第一の潤い成分
「 セラミド 」 です。
セラミドの働き・・・
・体内の水分が外へ逃げていくのを防ぐ
・紫外線やほこりなどの異物が皮膚内への侵入を防ぐ。
肌の一番外側で潤いを保ち、異物をガードする大切なバリアの役割を担う
お解りの通り、セラミドが減少することで
・バリア機能の低下
・皮膚の乾燥が始まり、肌荒れ・紫外線、異物の侵入によるアレルギーや炎症の原因
では 減少対策は!
・肌の表面にあることから、ゴシゴシ洗いはタブー
・洗顔後はタオルで押さえるように水分を取る。
落とし穴!
・加齢とともにセラミドは減少。また、夏に比べ冬は約4割減少。
対策
ホウレンソウ・小麦・大豆・鮭などセラミドを含む食品を意識して摂り、
常にバリア機能を十分に働かせておくようにしましょう。