分解にあたっては、こちらとこちらを参考にさせて頂きました。 ありがとうございました。
まず最初に車体外しから。
車輛の説明書に書いてあるように車体を軽く広げれば外す事ができます。
さてここから本格的にバラします。 矢印のコネクターは外して、あとは適当にバラして行きますが、動力台車自体をどこからどう外せば良い物やら散々悩んだ挙げ句、結局は台車の上部にある2箇所のツメ(回転ストッパー)部分を無理矢理こじ開けて外しました。 全部をバラしきった後で考えてもこれしか方法がなかったように思います。
これがバラしたパーツの全容。 バラす時の参考になるかと思います。 動力台車と床の間のスペーサー(長方形の黒色)は後部から前部に押すと外れます。 又、動力台車の後部のツメは菱形の連結具に刺さっているだけでビス止め等はされていません。
電気の流れは、車輪 -> 集電版・集電版上部(1)or(11) ->(車体取り付けの銅板経由)-> 短端子(2)or(12) - > ソケット(3)or(13) -> モーター用リード線(4)or(14) となっています。なので、この状態だと(1)or(11)と(2)or(12)が接続されていないので動きません。
(1)or(11)と(4)or(14)を短絡させると動きますが、とりあえずレールから(2)と(12)に給電して動作確認です。
次に動力台車自体をバラします。
赤い4箇所の矢印の部分のツメを軽く押し広げて外します。 力ずくで外すと中のギアとかが飛んで行ってしまいますので、ここは慎重に。 それから、外すにあたっては台車を上下逆転させて下部カバーを上方に持ち上げることをお勧めします。 後で分かることですが、上下逆転させて外した方が全てのギアがセットされた状態でキープできます。 さもないとウォームが落っこちる。
上部カバー側にギアとモーターがセットされている状態の写真。 赤い矢印部分のウォームがモーター取り付けのウォームホイールの下になっています。
この写真は下部カバーにモーターとギアを取り付けた状態。 車輪が付いている集電板にモーターからのリード線を半田付けします。 ギア穴を塞がないように、それと集電版の上辺や下辺に半田が行かないように(カバー取り付け時に困る)少し端から離れた位置になるように注意して半田をします。 また、車輪に付いているプラスチックのギアは集電板から外せませんので、半田をする時に熱が回って溶かさないように処置をしておく必要もあります。
下部カバーに取り付けた状態で、とりあえずギアを組み込まずモーターのみ動作確認。
集電板からモーターへ給電できているようなのでこれから組立開始。
パワートラック化するのに上部カバーの上部突起が邪魔なので削って平滑にしておきます。
こんな感じ。 連結具用の長い爪や回転ストッパーのツメはこのパワトラを組み込む車体に合わせてカット出来るように、そのまま削らずにおいておきました。
組立は、やはり上下逆転させて、上部カバー側に集電版・ギア・モーターを取り付けてから下部カバーをかぶせます。
最後は車輪での走行確認。 若干ギクシャクしているような感じなので、しばらくローラー運転台の上で耐久走行させておきます。
いやー、小さなモーターとギアだった。
目は霞むし肩は凝るし。

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