166.アクリル接着剤にはガラスペン | Dampflok Nr.2

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(蒸気機関車2号機:ダンプフロック・ヌマー・ツヴァイ)
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 車輛の窓にはエコーモデル製とかの透明アクリル板を使うことが多いと思います(まあ、顕微鏡なんかで使用するスライドガラスを使われている方もいらっしゃいますが)。
 
 この時に使う接着剤は瞬間接着剤の他、アクリル専用接着剤のアクリサンデーとかがメジャー。

ガラスペン1
 
 ただ、このアクリル専用接着剤、液体のコントロールが難しいです。 液体ですので注射針とかを使ってポイントに置こうとしても、液体がサラサラ過ぎて注射針の針の中で保持し難い、つまり、吸ってもスルッと出てしまいます。 しかたがないので爪楊枝とか手を替え品を替え試しても良い道具がないまま過ごしてきました。

 
 そういう中で凸型DLの工作をしていていよいよ窓入れという段階になって、何か他によい道具はないかと、『ようは毛細管現象で吸って出せば良いんだよな・・・』、と部屋の中を見渡していたら。

 あるじゃないですがコレコレ。 ガラスペン。
 
 そうだよコレ。 ちょっと実験してみよう。
 
 おー! なかなかGood!
 

ガラスペン2
 
 万年筆趣味なもんで、ガラスペンもいくつか持っていて、これはその中で一番安いものを使いました。 台東区入谷にある
佐藤工業所製の竹軸ガラスペン。 昔は竹軸のガラスペンは普通に文房具屋にありましたが、最近は作っているところが本当に珍しくなりました。

 
 このガラスペンを使うと、あのサラサラな液体をスッと吸ってくれて、そのままホールド、ペン先をパーツに当てると、サーと液体が流れて行って、気持ちいい事この上なし。 勿論、高いガラスペンでも機能は一緒。  

 それにしても灯台下暗しだったな・・・ と一人で悦に入っています。

 


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