【マグネット連結登山電車100形】
上が青塗装、下左が金太郎塗装、下右が緑塗装。 100形となっていますが車輛番号が108と109だしモハ2形ですね。 おもちゃですから、車体のどこにもモハ2なんて書いてないし、ものすごくデフォルメしていますので仮想の形式ということで商品名は100形としているのでしょうね。
製造は葛飾区の(株)丸彰。 電車のおもちゃでは「連結でGO」なんていうマグネットを使った商品なんかを作っているみたい。
さて、これをツラツラ眺めながら思ったのは ・・・ 結構可愛いじゃん。
あれ? このサイズ・・・ あのサイズじゃない?
チョット比較してみようかな?
うーん。
これは動力化したら面白いかも。
ということでいきなりバラし始めました。
車体は透明アクリルの一体整形の表面に色を塗ってあるだけ。 下回りも簡単なものです。 なにせ1両が300円ですからね。
難問はこちら、車体下部の台車枠まで一体整形されていて、これじゃトラムだよ。 HOナローにするにはこの台車枠が邪魔だな・・・
Bトレではないのですが、安い動力で何とか収まりそうなのがバンダイの動力ユニット1(機関車用)。
この動力ユニットの前後をハイパーカットソーで切って、これまたリューターとヤスリで削ってサイズ調整しました。 金属が入っているので削るの大変でした。
車体にはめ込むのに枠をタミヤのプラ材5mmL形棒で作成中。 ヤスってサーフェーサーを掛けてます。
製品にはパンタグラフもどきの筋が車体前方に入っていますが、これの両脇を削り取ってディーゼルエンジン化してエアタンクを置こうと画策中。 パンタグラフのスリットはラジエーターとしておきましょう。
そして、えーい、ここまで来たら、怪しくても思いっきりフリーランスということで排気管も付けちゃいましょう。1.5mmの真鍮棒に、取り付け金具として2.4mmの真鍮パイプの輪切りを付けてます。
動力ユニット用の枠を車体に取り付けたところ。 汚いですね。 あとで奇麗にしましょうね。
枠のプラスチックと車体のアクリルの接着にはアクリサンデーも良いけど、私はこのクラシックストーリー製のアクリル接着剤を使ってます。
ということで
パーツが揃いまして、組立て・完成です。 はや!
この様なキャラの車輛ですので、MOROさんのお立ち台に乗ってもらいましょう。
金太郎塗装だし108号車なので、100形ならぬモハ2形ならぬ、箱根のディーゼルカー・キハ2形の出来上がり。
手持ちの材料で賄ったけどエアタンクはもう少し大きい方がアクセントになって良かったかな?
金太郎塗装を消したくなかったので車体の前面・側面の塗装はそのまんまだけど、300円のおもちゃだと塗装の粗さが目立ちますね。 遠目で見ましょう。
屋根はサーフェーサーをかけて重ね塗りしましたが、出来るだけオリジナルの色に近いものということで、タミヤの缶スプレーAS-10 オーシャングレイを使ったけど窓枠と同系になって良かった。
これにウエザリングをすれば面白そうだけど、そこまで気力がなくてこの子はこれで終了。

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