131.流山鉄道:ボールドウィン製B形サドルタンク | Dampflok Nr.2

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(蒸気機関車2号機:ダンプフロック・ヌマー・ツヴァイ)
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 流山鉄道のボールドウィン製B形サドルタンクです。 JAM2013の初日は財布を気にして買わなかったのですが、チョイト気になって2日目に購入してしまいました。

流山鉄道-1
雑誌「とれいん」を出版しているエリエイのブースで購入。 だいぶ昔のアメリカへの輸出モデルの自社製品がまだまだ売れ残っていたのでしょうね。 凄いのを売ってます。
 
モデルとなった蒸気機関車は1890年製の2-4-2 ボールドウイン。 ウィキペディアによると北海道炭砿鉄道が輸入し、その後、1898年に豆相鉄道へ譲渡され、豆相鉄道の電化に伴い1924年に丁度軌間を762mmから1067mmに改軌した流山鉄道に移ったようです。
 
キットは下回り金属、上回りプラスチックのプラ金混合。 なんだかホーカー・ハリケーン戦闘機の木金帆布混合みたい。 古いキットで集電がよろしくないとのブログの書き込みもありますし組立てに苦労しそうではあります。 軌間は1067mmなのでHOスケールだと12mmが実機相当なのでしょうが、アメリカのナローに合わせてHOn3の10.5mmゲージと日本でメジャーのHOn2 1/2 の9mmゲージの2種類で売りただしているのでしょうね。
 
ところで、なんでこんな古いキットを購入したかというと、以前から作りたいナローの蒸気機関車があって(勿論キットは出てません)、その下回りを探していたというのがあります。 0-4-2のボールドウィンの下回りに使えるものはないかと・・・ それも第2動輪にキャブ前端がかぶっていないもの。 残念ながらIMONの乗工社PU101はモーターが縦置きで軸に付けたウォームギアが第二動輪のギアに噛む構造なので使えない(というか現在各店で売り切れ状態)。 モーターは水平に置いて長い軸の先にウォームギアをつけ、そこに動輪のギアが噛むという構造の9mmゲージのものはないかと・・・
 
そういう事情なので、この子 流山鉄道になることなくドナーとして利用される予定です。 なんだか客船になる前に空母に改造されるようなもの。

 

流山鉄道-2
エリエイのブースではHOn3もHOn2 1/2のキットも売っていましたが、私が買った後もいくつか補充されていましたので、一体いくつ在庫があるのでしょうね。
 
私の方は罪庫にしないように気をつけることに致しましょう。



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