060.恐るべし!朝倉軌道 | Dampflok Nr.2

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(蒸気機関車2号機:ダンプフロック・ヌマー・ツヴァイ)
On30やOn18それにHOn30といったナローゲージ(軽便鉄道)が中心のブログです。

 最近、単端のキットを2輛ほど組立てたので他になにか可愛い単端はないかと探している途中。 日車の単端なんか車体の裾が絞ってあって好ましい形。 

なんてことを思いながらネット内を彷徨いていたら、一社で単端を最多保有していたのが「朝倉軌道」であったことを知りました。 

現在の福岡県朝倉市付近にあった鉄道会社(既に廃線)ですが、所有車輛の写真の中で、なんだか無駄な流線型の車輛がちょっとだけ「千と千尋」の海原電車に似てなくもないナーとか興味をもってWikipedia を読んだところ・・・ 

う~ん、これは面白い!

イヤー・・・こういう会社があったのか! こういう会社を何と表現すれば良いのでしょうか? 傍若無人? 逞しい? 今流行の薄っぺらいコンプライアンスなんて言葉なんかどこ吹く風、ってな感じの会社? 凄いな~と変な関心。 こういうのって「とんでも会社」とでも言うのでしょうか。 良く言えば「したたかな会社」? いずれにしろマトモじゃないなー。

ということで、この手の鉄道会社を調査されている湯口徹氏が執筆された鉄道ピクトリアルの古本を探し出して読んでます。

鉄道ピクトリアル

こりゃー鉄道模型も販売されない訳だ。 鉄道省に提出された図面と実機が全然違うんだもん。 でもって型式の車番なんて無い!? 自社改造の車輛で、ガソなになに、とか何も無い! 写真を見るとかろうじて車輛番号がある程度。 これじゃどの車輛と特定するのも難しそう。 なんだかフリーランスの模型の雰囲気。

ビックリな鉄道会社ですが、無借金経営のまま会社を解散した、っていうのが更にビックリです。 たっくましー。




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