今朝うちの妹が出勤のため
行ってきまーすと家を出ました。


のんびり朝ごはんの支度してると
五分後…


血相変えた妹が帰ってきました
大変大変!緊急事態!!!


なになになに〜



彼女の手のひらには
まだ毛も生えてない鳥のヒナ。

まだ息してるの。どーしよーーー



いやいやいやいや。どうしよーって!
家族みんなでオロオロ。



こんな時ネット社会はありがたい
ネットで調べてひとまず応急処置して


保健所に電話して
野鳥保護センターを教えてもらって
うちの妹は

会社を休んでタクシーで届けに行ったよ。


最初は冷たくて
全然鳴かなかったヒナも


ブドウ糖液を与えて
お湯入れたペットボトルで暖めたら
ピィピィ鳴き出して自力で動くようになって


よかった。


あたしは、糖尿病でよかったって
また思えた瞬間だよ。
だって普通の家庭にはブドウ糖なんて常備してないもんね。

こっちゃんが赤ちゃんの時も
低血糖になって
わたしのブドウ糖が大活躍したんだよね。

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自然の摂理を人間の手で壊してはいけないと
書いてるブログがたくさん出てきたのですが
このこは昨日の嵐で巣から
飛ばされてしまったヒナで
周りをみたけど巣が見当たらない。


うちの妹は
会社休んでタクシーで保護センターに
お届けに行きました。

母は、腹が痛くても行くくせに
会社休むんだと
冷ややか。

でもそれは、母の物差し
どうするか決めるのは妹本人
その出した答えが
正解かどうかは誰もジャッジできない。

わたしなら
会社遅刻してバスで届けるなーって思ったよ。

自然の摂理をと言われても
目の前で弱ってるひなをわたしと妹は
放っておけない。
応急処置した結果 
お星様になってしまったなら仕方ない。

でも
妹の前に落ちてたひなは
きっとちゃんとした雀に成長できると
思うのです。
まだ尽きる命じゃなかったから
妹の前に落ちてたんだなと
わたしは思っています。


そして妹の行動で
わたしは生まれて初めて
産まれたてのひなを見ることができました。

最初からくちばし尖ってないんだーって
思いました。


さっき妹から
無事にセンターの方に届けてきたよって
電話がありました。



ほんの少しのふれあいだったけど
ピヨちゃん頑張って成長してね!!