設問4 | 65歳の芸大生

65歳の芸大生

定年退職後、新しいことにチャレンジしたいと考えて、今まで縁がなかった芸術について学ぼうと思い、京都芸術大学通信教育部芸術教養学科に入学しました。このブログは学習記録としてレポート等の成果を載せています。複製、転載はご遠慮ください。

あなた自身が考える、これからの情報社会・情報環境について述べてください。

これからの情報社会・情報環境について、いくつかの重要な側面を考慮する必要がある。以下に私の考えを述べる。

 1. デジタルディバイドの解消 

デジタル技術の進展に伴い、情報へのアクセスがますます重要になるが、インターネットやデジタルデバイスへのアクセスが限られている人々の存在が問題となる。これを解消するためには、インフラの整備や教育の充実が必要である。

 2. プライバシーとセキュリティの強化 

情報技術の進化により、個人データの収集・分析が容易になっており、これに伴い、プライバシーの保護とデータセキュリティの強化がますます重要になる。個人情報保護法の整備や、セキュリティ技術の進化が求められる。

 3. AIと自動化の普及 

AIと自動化技術の進化により、多くの業務が効率化される。特に、データ分析やパターン認識などの分野でAIが活躍する。しかし、これにより一部の職業が自動化されるリスクもあり、労働市場の変化に対応するための教育や再訓練が不可欠である。

 4. 情報の信頼性とフェイクニュースの対策 

インターネットの普及により、誰でも情報を発信できる環境が整ったが、その一方でフェイクニュースや誤情報の拡散も問題となっている。信頼性の高い情報源を見極めるスキル(メディアリテラシー)の教育が重要である。

 5. ソーシャルメディアの影響 

ソーシャルメディアは情報の共有やコミュニケーションの手段として普及しているが、その影響力の大きさから社会的・心理的な影響も無視できない。例えば、エコーチェンバー現象やフィルターバブルなどがあり、これらが社会の分断を助長する可能性がある。

 6. グローバルな協力と規制 

情報は国境を越えて流通するため、グローバルな規制や協力が必要である。例えば、データ保護規制やサイバーセキュリティに関する国際的な協定が求められる。