死ぬ、人は死ぬ、いつか。死に様は生き様。太く短くか、細く長くか。どっちがいいのだろう。自分で選びたいけど、こればっかりは自分では選べない。選んではいけない。それを選んでしまったら、自分ももちろん悲しいけど、みんなも悲しい。年取って老衰で死ぬのではなく、病気で死ぬのではなく、殺されるわけでもなく。自ら選んでしまった終わり。それはどんな終わりよりも悲しい。
生きにくい世の中なのは分かるな、なんとなく。そりゃわかるよ、だって今を生きているんだもん。お前に何が分かるって言われるかもしれないけど、もちろん全部分かってるわけじゃないけど、少しはわかってあげられるよ。こんなあたしだけど。
あなたはあまりにも繊細すぎたんだね。この世界をどう見ていたのかな。教えてもらいたかった、知りたかったよ。もしかしたら共有できたかもしれなかったね。いろんな情報、いろんな価値観に溢れた世の中だよね。そんなんかで生きていくのは簡単じゃないと思うよ。どれを信じたらいいのかわかんなくなるし、もし何かを信じても果たしてそれが正しいのか分からなくなりそうだし。それに矛盾がまかり通ってる世の中だしね。あなたはそれをあまりにも正しく感じ取りすぎたのかもしれない。それを無視できるほど、強くなかったのかもしれない。そういう、大事なこと、ほんとはもっともっとみんなが考えなくちゃいけないんだよね。けど、それは考えれば考えるほど、ぼろが出てきて、醜い部分が浮き彫りにされていくんだろうね。まずは、気付くことが大切だけれど、それの処理の仕方が難しい。あーなんなんだ、この世の中は。どんな時代にも、その時代の風潮についていけない人はいっぱいいると思う。でも、今の時代は特にそういう風に感じる人はいっぱいいると思う。表面では分からないけど、そう思っている人はたくさんいると思う。バランスを取るの、本当に難しい。生きるためには、考えなくてはいけないことを考えないようにすることも知っておかなくてはいけないのかもしれない・・・悲しいけど。でも、ほんとうに、自分の思い過ごしだったらごめんなさい。でもほんとうに、あなたの見てた世界をわたしは少しでも共有したかった。今さら遅いけど。遅いけど。遅いよね。ごめん。
ただただ悲しい。
後になって分かることが多すぎる。何かが終わってから分かることが多すぎる。今は過去のかたまり。そのかたまりを今作ることはできない。先なんて誰も読めない。読んだつもりになっていても、それはきっとただも思い上がり。先を読めたらどんなに楽か。でも、だからこそ、人生は楽しいのかもしれないよ。人生なんて、まだ人生の半分も生きていないのに、「人生」なんて言葉使うと軽く聞こえてしまうよね。ごめんなさい。もっと大人になって、人生ってのはね・・・って話せる日がくるのかな。それを一緒に語りたかった。
絶対に忘れない。
忘れてしまうわけがない。
あなたの終わりを無駄にしたくない。
でもほんとうに、自分の思い違いだったらごめんなさい。
お前に何が分かるって言って下さい。
でも少なくとも、わたしは少しでも理解したいと思いました。