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ヘルシンキでは今日もシトシト雨が降り続き、子供たちと家で過ごしましたが、有り余る体力を消耗するのに大変でした
今日は、私が目にする「フィンランド女性」について書いてみますね。
フィンランドに来て、生活してみて驚いたことは、「疲れているママ」をあまり見かけないのです。
疲れているママって、そう以前の私のような、毎日通勤して、時短で働き、保育園に急いで迎えに行き、電動自転車に前と後ろに子供を乗せ、夫は残業で遅いので、家に着いてから寝るまでを1人でこなすあの日本のワーママです
まず、日本と大きく違うのは、フィンランドでは夫婦ともに定時で仕事を終えます。
だいたい保育園も5時で閉まるので、お迎えも間に合うように、仕事を切り上げるようです。
そして夫婦ともに5時には仕事が終わるので、夕ご飯を作るのも分担できるし、みんなでご飯を食べれるし、その他の家事・育児もシェアができるのです。
夫婦共にフルタイムで働けるので、経済的にも余裕が生まれますよね。
フィンランド人を見ていると仕事のために働くという概念はほとんど無さそうで、あくまでも生活の一部のようです
ちなみに、フィンランドの労働基準法では、週末、祝日以外に1年間に4週間のお休みが付与されるようで、多くの人は7月に取得するそうです。
確かに、ヘルシンキの7月は色々とお休みムードが漂っていました(笑)
保育園の先生たちももちろん同じで、次男が通った保育園も7月は閉園でした
保育園が1か月間も閉まるってすごいですよね
フィンランドで働くと、基本は、男女共に残業なしのフルタイム、1年に4週間の有給休暇など、それだけでも、日本との働く環境の差に驚きます。
そんな背景があるからか、フィンランド人はとてもゆったりしていて、せかせかしていたり、イライラしていたりする人をあまり見かけません。
そして毎日のご飯作りもとてもシンプルで、手をかけるという発想は無さそうです(笑)
簡単なオーブン料理やスープ、パン、サンドイッチ、サラダなどで済まし、シャワーでサクッと汗を流し、それぞれやりたいことに時間をあてるからこそ、1日の満足感も高まります。
だから、疲れ切ったワーママを見かけないのなぁと思いました。
何よりも女性ばかりに負担が偏らないフィンランド社会はとても素敵だと思いました
そして昨日の、Oodiの図書館のように、税金であのような施設が作られても「税金の無駄遣いだ!」なん て発想はなく、「とても良い施設だからみんなでたくさん使おう」という雰囲気だから、とても居心地の良い空間になっているのではないかと、感じます。
今日は私の視点から見た、フィンランド女性について書いてみました