6月15日(土)もいもいを開催しました♪
今回は郡山市で、遠山紀子さんをお招きして
「子育てにおいて心がけた3つのこと」を講演いただきました。
17名の保護者の参加があり、お子さんも同じくらい集まって
にぎやかな2時間半となりました
(予定では2時間でしたが、お話が弾み…)
「難聴医学生を育てた」とありますが、
決して医学部に子どもを入れる方法ではなく(笑)
子育てにおいて「どんな子に育てたいか?」を考え、
親子で取り組んでいった遠山さんの子育て体験をお話いただきました。
お話しいただいた3つのことは、特別なことではありません。
どなたでもやろうと思えば、今日から取り掛かれることです。
なぜそれをするのか?
地域の学校に行くにせよ
聴覚支援学校に進学するにせよ
学校任せにせず、
親が常に考えていく必要があることを感じさせられました。
どんなに聴覚活用ができても、きこえないことに変わりはないこと。
きこえないことから起こること。
娘さんご自身が大学入学にあたって、ご自分のことを説明されており、
その時にへりくだることもなく、堂々と説明されていたご様子なども
細やかに教えていただきました。
自分で自分のことを説明するのは、一朝一夕ではできません。
「私は人工内耳を使っています」だけでは足りない。
誰に、どうしてほしいから、何を伝えるか?
親と共に小さい時から考え、発信していく必要性を考えさせられました。
当日参加してくださった、0歳から大学生までの
きこえない・きこえにくいお子さんを育てられている保護者のみなさまも
なにか得られることがあればと思います。
参加者からご感想もいただいたので一部ご紹介します。
***
子どもの難聴が分かった時、
周囲に難聴の方がいなく、病院以外に
前に進む事もできず…
一言でいうと「
しかし、もいもいさんと出会って、
遠山さんのお話を聞くことができ
親子とのやりとりはもちろん、
何よりも「セルフアドボカシー」
それは私にとって初めて聞い
子供が自分で難聴の事を周囲に説明出来るように、
親としてしっかりと
また、難聴は決して恥ずかしいこと
支援は必要ですが、謝る必要はないことに
とても勇気付
***
遠山さんのお話から、
娘さんを大切に思われていて、大好きで、
親子一緒に人生を歩んでこられたのだなと感じました。
特に「配慮を勝ち取ること」という言葉が
とても印象的で響きました。
「聞こえにくさや配慮を求める」、このことだけでもとても勇気がいります。
やっと伝えられたと思っても配慮してもらえるかどうか、
ここが大きな壁にもなるかなと思います。
配慮を勝ち取るためには、
伝え続けていくことで説明が上手くなっていき、
失敗&成功経験を積んでいくことなのかなと感じました。
「難聴を隠さない」子に育てていこうとポリシーをもって子育てされてきたこと、
日々のやりとりを大切にすること、たくさん子育てのヒントをいただきました。
***
当日は手話通訳者3名と、
保育ボランティアさん7名にお越しいただきました。
本当にありがとうございます
遠山さんと娘さんの対談が
8月10日見られます
場所は東京になりますが、興味のある方はぜひご参加ください
(上野駅近くなので、福島からは新幹線や特急でアクセスしやすいと思います)
▼こちらからお申込できます
▼娘さんの通われている大学のHPでもご紹介されたようです
朝5時半起きでいらしてくださった遠山紀子さんを囲んで
スタッフ3人でパチリ📷
前回の情報提供
次回のもいもい開催のお知らせ
7月27日(土)10時~12時 郡山市カルチャーパーク第1会議室
対象:どなたでも
以前もいらしてくださって大好評だった、勝野崇介さん、橋本一郎さんをお招きします。
お子さんたちは屋内遊び場で遊んでいただく予定です。
講演後、昼食をとりながらの交流も予定しています。
前回話せなかったかた、今回はぜひ
詳細は後日。
(前回の様子はこちら)
8月3日(土)10時~12時 光景寺@いわき
対象:小学生(親子で参加できます)
いわき市好間にあるお寺で、寺子屋「手話講座」を開催します。
もいもいは共催という形でお手伝いさせていただきます
きこえに関係なく、みんなで交流を図ることを目的としています
詳細は後日。
ご寄付のお願い