はじめに
このブログは
アルコール依存症の夫の妻として
大切なパートナーである夫の
アルコール依存症から回復するまで
得た知識や、学んだことなどを綴っていきます。
このブログが
大切な人が
酒癖が悪くて困っている!という方や
大切な人が、もしかして
アルコール依存症かも?と悩んでいる方
大切な人がアルコール依存症で
一緒に回復の道のりを歩いている方などの
お役に立ったり、
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自己紹介はこちら
アルコール依存症をカミングアウトしている知人、
Aさんと主人、私の3人でお話したあと
Aさんの主催する自助会に参加しました。
お酒で夫が失敗するたびに
「自助会に行った方がいいんじゃない?」と
何度か言われたことがあったので
自助会、という
名前は聞いていたけれど
実際にどんなところなのか
何をするところなのか
全く分からないまま参加しました。
自助会(自助グループ)とは?
同じ問題をかかえる人たちが集まり、相互理解や支援をし合うグループ。
交通被害者やアルコールや薬物などの依存症のひとたち、犯罪被害者など同じ問題をかかえる人たちが自発的に集まり、問題を分かち合い理解し、問題を乗り越えるために支えあうのが目的のグループです。
同じ問題をかかえているひたたちが対等な立場で話ができるため、参加者は孤立感を軽減されたり、安心して感情を吐露して気持ちを整理したり、グループの人が回復していくのをみて希望を持つことができたりと様々な効果が期待できます。
とのことです。
こちらのサイトを参考にさせていただきました。
このとき参加したのは、
オープンミーティングと呼ばれるもので
アルコール依存症である本人と
その家族も参加できるものでした。
匿名性を大切にしている場でしたので、
詳しいことはここでは書けませんが
ミーティングと呼ばれるこの場に
定期的に参加することで、
お酒を止めることができている方が
たくさんいるという事実。
ただただ自分の思いを
口に出す
それだけの場でしたが、
書いてみると
とても些細なことだけど
それがなかなかできなくて、
一人で抱え込んでしまって、
お酒に逃げて
お酒に救われたことがきっかけで
どんどんエスカレートして
自分で止められなくなってしまうんだなと
みなさんのお話を聞いていて感じました。
でも
今の世の中、
自分の思いをちゃんと素直に
口に出せている人って
どのくらいいるんだろう?
伝えたい相手に、直接
あなたの想い
ちゃんと伝えられていますか?
自分の気持ちをグッと抑えたり、
こらえたりするのが
得意な人が
割と多いのではないかな?と
思ってしまいました。
自分の感情を
身体感覚を使って発することって
一種の健康活動だから
それを抑えてしまうことは、
どこかに歪みが出てしまう。
アルコール依存症になってしまうと
一人じゃ、お酒はやめられない。
だからこそ、
自助会と呼ばれるものがある。
人は、弱いもの。
だけどアルコール依存症は、
その人が弱いせいじゃない。
その人の脳が、
お酒に弱いがためになってしまう。
進行性の病気、
脳の病気なんだと、
改めて思います。
※この話はノンフィクションですが、写真は関係ありません。



