クソさを共感しようと思ったけど、見て感じたクソさを表現している記事を見つけられなかったので、自分で書きます。
※以下ネタバレを含みます
まずこれは、「26年ぶり」である「スラムダンク」の完全新作映画であることを念頭においてほしい。
スラムダンクを全く知らない人が見たら、中の下の映画でしょう。
スラムダンク原作が好きな人であればクソ映画でしょう。
スラムダンクの好き度に比例して映画がクソになっていきます。アニメも見ているとさらにクソが加速します。
声優の交代が批判されていますが、そこだけじゃありませんでした…。
ここがクソだよ!映画スラムダンク
kspoint1:映画の半分は鬱パート
山王戦をそのまま動画にしたらいいだけなのに、適当にバッサリ切って、半分は宮城リョータのオリジナル鬱ストーリーです。このストーリーは存在する意味が分かりません。
せっかくオリジナル作るんだったら、国体編で神奈川選抜の試合とか、大学進学後の話とか、廃校の黒板に描いたシーンとか海南の背番号7番を描いてほしかった。
kspoint2:今、誰がしゃべってんの?
原作と声が違います。
声優が変わる。残念だが仕方ない!
原作と声が違いすぎる。これも広い心で許そう!
ここまで譲歩してなおクソな理由。普通に声当てが下手。
スラムダンクってギャグパートとシリアスパートの緩急が面白いのに、ずーっと同じ調な声。漫画でいうと大ゴマは気合入れた声を出すとか普通だと思うんですけど、棒読みに近い。
あとは、バスケだから5人+5人で10人、ベンチ入れると10数人の同年代男性の声を聞き分けないといけないんだけど、原作読みこんでないと無理だと思います。だって単調で同じような声で棒読みなんだもの。山王なんて全員坊主で見た目似てるのにさぁ…。
ちなみに、私は全部のセリフ記憶してるんですけど、それでなんと、桜木花道と安西先生がどっちが話しているのか分からないという状況が発生しました。他にも宮城と桜木で発生したり、ゴリと桜木で発生したりしました。
あ、音量ゼロで見たほうがいいかもしれない。
kspoint3:山王戦に無駄なコマは1コマもない
1で言った通り、半分は鬱パートになっているので、山王戦はあちこちチョキチョキ切られています。もちろん重要なシーンもカットされています。
初見の人は、試合の流れが分からないのでは?試合→鬱パート→試合の繰り返しなんですよね。
個人的に、重要だと思うのにカットされてクソがと思ったシーンは、試合前練習、断固たる、山王戦に向けて湘北メンバーが克服していく様子と安西先生の助言、白髪鬼カットイン、板前魚住、流川と桜木の衝突、三井の俺は誰だ、そのでかい体は何のために、受付の子が入ってきて山王がタイムアウトとるシーンなどなど。
それは要るだろ…と思いました。
kspoint4:いないとダメだろ
原作に登場して映画に出ないキャラが結構います。
海南メンバー、諸星、大栄、デカ坊主、おっちゃん、魚住、流川楓親衛隊、沢北の父、山王フリークの親父、彦一の姉と中村君、杉山さんと唐沢監督。
当然、そのキャラに関するシーンはカットされています。
何?お金ないの?
kspoint5:井上雄彦監修
じゃあこれでOKなんだ…。これ以上は望めないし、続きが出てもこのクオリティなんだという絶望感。
個人的にはKの部屋っていうサイトで、「スラムダンクの続きを勝手に考えてみた」っていう小説が無料で読めるので、そちらをオススメします。映画の30倍くらい面白いです。