実家で発掘された、スクウェア時代のRPGの攻略本を読んでいた。
このころは、良RPGがたくさん排出され、取捨選択に困ったものだ。
一方、最近落ち目になってきているモンスターハンターだが、
なんとなくプレイヤーが乗り気にならない理由が、古きよき時代から判明した気がする。
大義名分がないのだ。
「村を襲ったモンスターが出てきたから討伐してほしい」
などと一応は依頼が出るものの、
そのモンスターの素材欲しさに、何十匹も討伐しに行ったり、
はたまた、そいつに有効な武器を作るために、また別のモンスターを倒しに行ったりと、
狩りとは言ったものの、なんだかなあ、である。
細かいことを言うと、レア素材欲しさに、モンスターを傷だらけ(部位破壊という)にして倒す必要があったりする。
果てには、伝説の龍が復活したから倒しに行こう
と言い、伝説を何匹も殺戮し、最強の装備を作る。
その装備で何をするかというと、その伝説をどれだけ早く殺せるか、
みたいな遊び方をする。
違うだろう。
親の敵のために、長い旅の末、ボスを倒す、とか、
村を守るため冒険に出たが、その先でいろんなことに巻き込まれ、とか
こちらの陣営の勢力を広げるために、とか
大義名分と没入感がほしいわけですよ。
ゲームとは言え、なんとなく自分は正しいことをしているんだ。正義をやっているんだ。
という潜在意識が働いているはず。
モンハンで、アイテムや武器を最適化し、
レアモンスターめがけて一直線に最適な方法で狩り、
そして、それを何度も繰り返す、というのは、
絶滅危惧種が高く売れるから、根こそぎ毛皮を剥ぎまくる業者みたいなもんだ。
プレイするときは、そんな面倒なことを考えてはいないけど、
潜在的にそのようなことが感じられて、どこか乗り気になれないのではないだろうか。