その3の1はこちら
続編です。
王の従者が階段をゆっくり降りながら、自信満々の顔で話す。
「決戦は明日だ。ウィーブランド平原で人間軍を迎え撃つ!皆、今日はゆっくり休んで明日に備えてくれ。」
夕食後、各隊の隊長は最終作戦会議の為に、地下武器庫に集まっていた。
「王は?」
最後に到着したルフグがドアを開ける。
「もうお休みになられた。さて、これで全員集まったか。」
「しかし、何故こんなむさ苦しい武器庫で会議なんだ?会議室や食堂があるじゃあないか。わしは酒でも飲みながらの方がいいんだがな。」
ルフグが椅子の埃を払いながら話した。
「むさ苦しいとは何だ!おれはここが一番落ち着くんだよ!」
地下武器庫に最も出入りが多い、ミリーが食ってかかる。普段からルフグとミリーは折が悪い。
「まぁまぁ。」
「その点については私が話そう。我々程まではいかないが、人間はある程度の魔法が使えると聞いている。周りに人間の姿が見えなくとも、会議室や食堂か