もいちのオケラ日記 -224ページ目

F1 一大事!!

長文注意です。

「F1は好きでよく見るけど、
 日曜の夜に放送される決勝くらいかな。」


という方の為に、今とんでもない事が起こってるので
次のレースの時にビックリしないように、
予備知識程度に知っておいてもらえればと思います。


来週末、9月26日シンガポールGPが開催されます。
唯一のナイトレースで、夜の市街地をナイター設備で
F1マシンが走ります。昨年2008年からの開催。
市街地コースの為、路面はかなりバンピーで
マシン底部からよく火花が出ます。

もいちのオケラ日記-シンガポールGP


事件は、そんな2008年(去年)のシンガポールGPでの事。

予選前のフリー走行では、ルノーのフェルナンド・アソンロがトップタイム。
マシンの調子も良好で、予選上位が期待されました。
ところが、予選Q2でトラブル発生。
タイムを残せないまま、予選15位が確定。
予選順位はPPにフェラーリのフェリペ・マッサ。
2番手にマクラーレンのルイス・ハミルトン。
3番手にフェラーリのキミ・ライコネンという順位。

その後のインタビュー時のコメント。
(「Yahoo!スポーツ Formula 1」より抜粋)

F・アロンソ/予選15位「本当にすごく残念だ。
 今日は何か特別なことができる真のチャンスがあったからね。
 ポールポジションはおそらく無理でも、少なくとも予選トップ4にはね。
 僕たちの週末はとても順調で、今夜は大いに期待していたんだ。
 集団の真ん中でのスタートでは、難しいレースになることはわかっている。
 オーバーテイクが難しそうなこの市街地サーキットで
 順位を上げるには、戦略上の奇跡が必要だね


そして、もう一人のルノーのドライバー
アロンソの相方、ネルソン・ピケJrのコメント。
N・ピケJr/予選16位「自分の予選にはガッカリだよ。
 マシンは好調だったし、今夜早い時間の最後のフリー走行終盤でも
 バランスには満足していたんだ。でも、予選ではそれを再現できなかった。
 明日のレースは難しくなるだろうけど、もう一度コース上で反撃するために
 できることはなんでもやるよ



そして、翌日の決勝レース。
(同じく「Yahoo!スポーツ Formula 1」より抜粋)

13周目から物語はスタート。

13周目、ルノーのフェルナンド・アロンソからピットストップを行なっていく。
 その翌周、ルノーのネルソン・ピケJr.がクラッシュ、
 セーフティカーが導入される

 各マシンがピットストップを迎えるタイミングだったものの、
 なかなかピットレーンがオープンにならず、
 ウィリアムズのニコ・ロズベルグ、R.クビサは
 ペナルティを覚悟してピット作業を済ませる。
 ピットレーンオープンが告知されると、各マシン続々とピットへ向かう。


もいちのオケラ日記-ピケJrクラッシュ

最初のピットインがアロンソだったんですね。
ずっとF1を見てる方はご存知ですが、
事故が起こるとセーフティカーが導入されます。
その間に各チームはピット作業を行う事が多いです。

レギュレーションでセーフティカー告知直後から
ピットレーンは隊列が整うまで一時封鎖さるのです(08当時)。
その間にピットインすればペナルティです。
きっと、ニコとクビサはガス欠寸前だったのでしょう。

アロンソは既にピット作業を済ませてますから、
このタイミングで自分より前のマシンは
ほぼピットに向かいますので、
アロンソは労せずして順位が自動的に上がるわけです。

フェラーリは2台同時にピットに呼び戻すが、ここで大波乱が発生。
 トップだったF.マッサは給油リグが抜けていなかったものの、
 マシンを動かし給油ホースをひきちぎってしまう。
 そのままホースを引きずりピットレーンを進み、出口でストップ。
 クルーが慌ててF.マッサのマシンに向かい、
 その間にK.ライコネンはピット作業を済ませてコースへ。


結構有名なシーンですね。
マッサのマシンが給油ホースを引きちぎって走る姿は
何度も流れましたね。

F.マッサはピットストップ時のアクシデントで
 ドライブスルーペナルティを受けると、
 数周後にソフト側タイヤに履き替え、以降はコース上に留まる作戦に変更。
 トップのJ.トゥルーリが33周目の終わりにピットへ向かうと、
 今度はF.アロンソがトップに。F.アロンソは落ち着いたレース運びを見せ、
 2度目のピットストップを行なっても首位を維持する。


その後、他の車のクラッシュがあって、
またセーフティカーが出るのですが、
それでもアロンソは盤石な走りでそのままチェッカー。

予選15位からの奇跡の逆転優勝。

市街地コースの特性として、モナコもそうですが、
「抜きにくい」というのがあるので、予選結果からみると
ホントに奇跡といっていいですね。
ちょうどピット作業を終えた所でセーフティカー導入だったという
非常にラッキーな事が一番の勝因でしょう。
まぁ、それだけで勝てる程F1は簡単ではないので、
車のコンディションとアロンソのドライビングテクニックも
忘れてはいけないですね。

レース後のコメントです。

F・アロンソ/決勝1位「これは最高の結果だ。
 僕の今シーズン初表彰台で、初勝利。とてもうれしいよ。
   (中略)
 でも、今日の僕たちはとても運がよかったし、
 チームにとってもすばらしい結果だ。
 僕たちはとても攻撃的な戦略を採用し、運もちょっとあった。
 でも、ペースはよかったし、マシンは週末を通じて最高だったんだ


N・ピケJr/決勝13週目リタイア
(前略)チームは僕にプッシュするように言ってきた。
 そうしようと頑張ったら、最終的にマシンのリアのコントロールを失ったんだ。
 激しくウォールにぶつかったけど、僕は大丈夫だよ。
 自分のレースにはガッカリだけど、
 もちろん今夜はチームにとってとてもうれしいことになったね


まぁ、結果的に見れば(当時は私もそうだったのですが)、
「ピケ子良くやった(笑)」
のような事だったわけです。

偶然に偶然が重なってこそ奇跡でドラマチックなのです。


ところが!

今期成績不振から、第10戦のハンガリーGPを最後に
そのレースで事故にあったネルソン・ピケJrが解雇されてしまいます。

その後から、その解雇が不服だったのか
あちこちのプレスに愚痴やら文句やら言ってたのですが、
衝撃的な事実を暴露してしまいました。

「あのクラッシュは故意だった」

この件で、今調査が行われていますが、
代表のフラビオ・ブリアトーレとパット・シモンズが
チームを離脱しました。
離脱の理由は明らかにはされてませんが、
この件に関係してる事は間違いないのではと言われてます。
ピケJrは司法取引のような事でもやったのか、
「全部話すから免訴」のような約束になってるようです。
問題は、アロンソがこの事を知ってたのか?
という事になりますが、アロンソ自身のコメントはまだありません。
ピケJrの父は「アロンソも知ってた」みたいなコメントしてますが・・。

まだ調査中ですので、はっきりした事は言えませんが、
もし、これが全て事実という事になれば、
今後大変な事になるのではないでしょうか。

個人的にはアロンソ大好きなので、
いつかは赤い車で走る姿を見たいなと・・・。


また続報があればお知らせします。


最後に、そのピケJrのクラッシュシーンを貼っておきます。




ついでにもう一つ。

上の映像より少し詳しくなってます。

映像の最初の方で「練習?」

と思えるような挙動がありますが・・・。