あらゆるものを見ないように視野を狭めている日常は咄嗟の出来事で潰れていくんだよな
結局手作りの張りぼてのちゃちな世界だと壊れるたびに思う
鬱はぐちゃぐちゃだ違い違いの感情が入り乱れて刹那に頭の中を通過していく、楽しいのに急に悲しさが紛れ込む辛いのに笑えてくるどうしようもないスピードで
だからこのちぐはぐをやり過ごすために腕を黒く塗り潰すんだよな罪には罪を重ねてどんどん足を埋めていく最後には自分では抜けない程深く沈んだ時にやっと愚かだと気付くのかもね
ああ 悲しみに引き摺られたくないよ不安に囚われたくない全てを丸呑みにしてどうか小さくなるまで