ツナグ | moiのヒビアレコレ

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バンクーバーでの日々のアレコレ

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日本に帰ってびっくりしたのは、本と漫画の映画化が
ものすごく増えてること。
すごく納得する出来のもあり、ん・・・?ってなるのもあり。
でもそこいら辺はおいておくとして、本を選ぶ一つの目安にはなってます。

今回買って来たものの中で、これは超よかった本!
映画化されるみたいです。
死者とあわせてくれる『ツナグ』という役目の話。

先に死んでしまった親友、TVで見てた芸能人など
それぞれの理由と共に死者と会うことを望む生者。
ツナグにたどり着くのは難しくはないけど、ひどく手間のかかる作業。
ご縁のある人がたどり着き、死者がOKしてくれれば
一晩だけ一緒に過ごすことができる。

読んでいて、実際自分は今誰に会いたいだろうか?
それとも死者と会える回数は限られてるから
これから先のために取っておくだろうか?
真剣に悩みました。
でもやっぱり答えは一つ。
もしこんな人がいるならおばあちゃんに会いたい。
自分が生まれる前に亡くなってしまった
みんなからとても、とても愛されていたおばあちゃん。
死者と会う、というのはいわば”ありえないこと”。
ならば私は生きてる間に会えたひとではなく
あえなかったおばあちゃんに会いたい。

そんなことを思いながら読み終えた余韻に浸れました。
非現実的な事ではあれど、夢を見れました。
これはそんな、いつまでも手元に置いておきたい1冊です。