逆境や世間体に負けない早梅と壱成に夢をみた。
バツイチ年上の私、10コ年下の彼。
当時の自分の環境とほぼ同じで、重ね合わせて感情移入してしまったのかもしれない。
私は弱くて、彼も弱くて、一緒にいることは叶わなかったけれど。
二次元のハッピーエンドに心底憧れた。
彼の人生の枷になるくらいなら、彼の幸せを思うなら、きっと一緒にいるべき相手は私じゃないと、いつ終わってもいいと諦める覚悟ばかりしていた。
それはきっと彼も同じ気持ちでいるんだなと、似た者同士の感覚で分かっていた気がする。
どちらかが一歩踏み出せていたら、今も隣にいてくれたのかな。
プロミスシンデレラ
早梅と壱成のように
なんでも言い合って、ぶつかり合って、心を重ねてゆく、、、そんな二人になりたかった。