こんばんは

もーさんです



梅雨のような長雨もようやく終わったよう

週末にかけて気温が

35℃近くまで上がる予報に


「…。」


水分補給を忘れずに

体調を整えたいものですね




私は、12年前の夏にうつ病になりました



うつ病にかかり当時を振り返ってみると

自分と相手との境界線がなかった

って思います



仕事(看護)では、困っていた患者さんに

常に全力で仕事をしていました



当時、精神科急性期病棟で働いていました

そのとき

虐待で入院してきた中学生

親が恐くて、

親に愛されたくて

ココロを閉ざしていました



夜遅くまで

お話を聞いたり

思いを言葉で表現できるよう

交換日記を書いたり

少しでも安心できるように関わっていました



時には、その親からその子と一緒になって怒られたりもしました

その子を護ることで精一杯でした

いつもその子がどうしたら

笑顔で自分の力で前へ進めるか…

そのことばかり考えていました



その中学生に限らず

私の母のことであったり

相手のことばかり考えていると

相手の苦しさまでも

自分の苦しさとして認識してしまい

どんどん

私のココロは疲弊してしまったことを

思い出します




相手のために尽くすことは

それだけ相手を大切に想う証

優しいココロ




しかし、相手の困難は

相手自身が乗り越える課題

私が乗り越えていくわけではないことを

理解していないと

どんどんと私までも苦しくなります




大切な人で護ってあげたい

と思うほど

私が穏やかでいなければ

相手は安心して

自分自身の課題に

乗り越えていけないと思います




結局、相手の人生を私が代わってあげることができないんですよね

ココロの借金を肩代わりすることなんて

できないんですよね



相手の苦しさを聴いてあげて

感じること、理解することは大切だけど

自分まで苦しくなってはいけない



自分は自分で相手は相手



それがわかってきたとき

自分と相手との境界線が

少しずつ引けるようになってきたと思います



それは相手の健康な力、レジリエンス、

持てる力を信じることにつながります



相手は大切ですが

自分自身もとても大切



今日もありがとうございました

穏やかな明日でありますように