mohrockのブログ -3ページ目

我が風土

昔 差別渦巻く地域であると 年の離れた姉に書き送る


ちょっと古いが1970年のデータ 生野区の25%が在日の人々



生野区に隣接する 我が生まれ育った地域は10%ぐらいか 


30年以上前 同窓会の名簿作りの過程で知る


町名変更されており 旧町名から新しいのを調べるため市役所へ


受付で目的を言うと 個人情報満載の部屋へ案内される


大らかな時代であった 次々と引出しをあけ 


一人ずつの戸籍を調べ 新しい住所を書きだす


図らずも国籍を見ることになり戸惑う それでも作業を続けた


あいつも在日だったのか・・・胸の奥に留める


心刺さる体験も 楽しかった同窓会に救われる



今 中学生から差別的な言葉を聴き 戸惑う


何を伝えればよいのか 今も昔も戸惑うばかり


差別と苛めは 被害者のみが自覚する



日本国籍を強いる時代があり 統計では見えない現実


この地に暮らし ヘイトスピーチへの憤りが 痛切に胸を抉る


差別されることの悲痛を 子供たちに伝えたい



中学生日記?

中学生たちが 期限切れの宿題をやりながら


在日の方達を 揶揄することを言い合っていた



ヘイトスピーチほどではないが、放っておく訳にもいかず


「君ら 何で生野区に在日の人が多いんか 知ってるか?


そんなことから話し始めた



まだ こんなしょうもないこと言うとるんか!


・・大人の所為やなぁ・・声も手も震えそうになった



落ち着かんと 子供のためにならんと 踏ん張った


苛めとか差別とか根本的な問題を 


短い時間でどう話すか 考える余裕はない 



「苛められてる子が 苛められてると感じたら 苛めや


「差別されてると思う人が居ったら それは差別や


これで良かったのか悪かったのか 



中学生の話を ゆっくり聴けず 残念だったが


今度はもっと ちゃんと伝えよう 伝えたい


「こころ」夏目漱石

朝日新聞に夏目漱石の「こころ」が掲載


なるほどの記述もちらほら

  悪い人間という一種の人間が世の中にあると君は思っているんですか。

そんな鋳型に入れたような悪人は世の中にあるはずがありませんよ。

平生はみんな善人なんです。少なくともみんな普通の人間なんです。

それが、いざという間際に、急に悪人に変るんだから恐ろしいのです。


だから油断ができないんです。

とか

  始終接触して親しくなりすぎた男女の間には、

  恋に必要な刺激の起る清新な感じが失われてしまうように考えています。

  香をかぎ得るのは、香を焚き出した瞬間に限る如く、

  酒を味わうのは、酒を飲み始めた刹那にある如く、

  恋の衝動にもこういう際どい一点が、時間の上に存在しているとしか思われないのです。

  一度平気で其処を通り抜けたら、馴れれば馴れるほど、親しみが増すだけで、

  恋の神経はだんだん麻痺して来るだけです。


この小説はなんだか詰まらない


それは 登場人物を好きになれない所為だろう

「こころ」を読みつくそうと思うが

時々 心の中で・・・馬鹿野郎・・・なんて叫んでる


私論

恋心の芽生えた一瞬 その次の出会いが重要

出会いは別れの始まり 誰かが言った

「花に嵐の例えもあるぞ さよならだけが人生だ」

人は我が心に生き 我は誰の心にも住まず(これ実感)