202111月7日投稿

[思い出話09

2019年9月 やっかいな爪がくい込む陥入爪!治療も激痛!」

 

5回目の抗がん剤を打ったあたりから、

 

爪囲炎がひどくなり

 

大きいニキビが顔や胸にでき始めた。



 

これがパターン(2)の皮疹。

 

あきらかにこれまでと違う感じの皮疹だったため、

 

抗がん剤の主治医から

 

皮膚科受診を促され、

 

同じ大学病院内の皮膚科を受診しました。

 

大学病院の皮膚科、ご想像通り大混雑(大人気?)の外来でした。

 

紹介されて当日に割り込みで

 

外来予約をしてもらったのですが、

 

軽く2間ぐらいの待ち時間がありました。

 

その日は、8時にオンコロジーセンターに

 

採血順番の札取るために来て、

 

間に皮膚科受診しているため、抗がん剤の点滴を終えて

 

病院出たのが17時になっていました。

 

外来で9間病院にいたことになります。

 

皮膚科では、

 

新たにニキビ用のお薬

 

アクアチムクリームが処方されました。



 

これは、ステロイドではなく

 

アクネ菌への抗菌作用をあらわす抗菌薬です。

 

皮膚科以外では、

 

抗菌薬の乱用を防ぐためにあまり処方されないお薬です。

 

ある意味、皮膚科ならではの処方薬となります。

 

効果はそれほど強くないですが副作用が少ないのが特徴。

 

やはり、皮膚科ではあまりステロイドは出さないのかなと思っていたら、

 

爪囲炎になり膿が出ていたところに

 

塗る薬としてマイザー軟膏が処方されました。



 

この薬はステロイドで、

 

上から二番目に強いとされる「非常に強い(Very Strong)」に

 

分類されています。

 

この時点で、

 

皮疹用の外用薬がステロイド系4種類、

 

抗菌薬が1種類、そして保湿剤が2タイプと

 

7種類の外用薬で、

 

いわゆる塗りクスリがてんこ盛り状態となりました。

 

 

パターン(2)の中で、一番つらい陥入爪の治療に関しては、

 

知り合いの形成外科の医師に相談したところ

 

爪がくい込んだ部分にピンセットを使いタコ糸を通して(激痛!)

 

少し爪を持ち上げて(かなりの激痛!!)、

 

そこにネグミンシュガー軟膏(ポビドンヨード)を塗り

 

不織布を挟む治療法があると聞き、

 

実践をしていた時期もあります。

 

その後、別の外科医からくい込む前に爪を

 

縦に切ってしまう方法もあると聞き、

 

かなりの激痛を伴いますが

 

医師に爪の端を縦切りしてもらう方法を

 

行うようになりました。

 

今では、分子標的薬を入れた際に、

 

陥入爪の気配を感じたら、

 

自身で購入したニッパーで爪を縦に切ることを

 

行っています。

 



かなり激痛を伴うためおススメはしませんが、

 

この陥入爪の治療法はあまり

 

ブログで書いている人も少なく

 

情報がないのが現状です。

 

主治医の先生にいろいろ相談しながら、

 

闘って行きましょう。

 

そして、

 

帯状疱疹と同じような、触るととても痛い

 

ブツブツ(白い膿がプツっとできる)が

 

口の周りに出てくるのがパターン(3)の皮疹です。

 

これは、もう1週間程度我慢するほかないです。

 

皮膚障害は難儀ですが、

 

抗がん剤や分子標的薬の副作用のため

 

どの皮疹も1週間経てば治りますので、

 

今では、ヒルドイド(ヘパリン類似物質)の



 

クリームとローションを塗るのが

 

一番良いと思っています。


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