2021116投稿

[思い出話08

20198月 全身痒い皮疹が襲ってきた!」

 

3回目の抗がん剤を打った後、


小さい皮疹がポッポツ出始めた。

 

ちょっと痒い。1日経つと、全身に広がった。

 

いわゆる蕁麻疹のような皮疹である。


 

これがパターン(1)の全身痒い皮疹であった。

 

おそらく、分子標的薬ベクティビックスの


副作用と思われる。

 

この皮疹、背中や頭の中にまでできて、


非常にケアが難しい。

 

この時、髪の毛も毎日大量に抜けたのを覚えています。

 

このパターン(1)全身痒い皮疹に対して

 

抗がん剤担当の主治医から、

 

ステロイド系皮膚薬と保湿剤が処方された。

 

主に顔にできた皮疹に対し、「ロコイドクリーム」

※ステロイドの強さ5段階で下から2番目の

「普通(Medium)」

 

身体にできた皮疹に対し、「アンテベートクリーム」

※ステロイドの強さ5段階で上から2番目の

「非常に強い(Very Strong)」

 

そして頭皮にできた皮疹に対して「デルモベートスカルプローション」

※ステロイドの強さ5段階で一番上の

「最強(Strongest )」


 

さらに、顔・全身の保湿剤として

「ヒルドイドソフト軟膏」

※成分は、ヘパリン類似物質でステロイドではありません。

 


頭皮の保湿剤として「ビーソフテンローション」

※成分は、ヘパリン類似物質でステロイドではありません。


 

その他に飲み薬として抗菌薬

「ミノマイシン」が処方された。

 

この「ミノマイシン」はニキビの原因となる

「アクネ菌」に対しても有効で、


ミノマイシンの服用はニキビ治療の

 

ガイドラインでも推奨されているみたいです

 

もらった「ステロイド系皮膚薬3種」は、

 

毎日お風呂上りと朝出かける前にしっかりと塗り、

 

保湿剤(ヒルドイドとビーソフテンローション)は、

 


常にカバンに入れて持ち歩き、

 

仕事中でも気になれば塗る感じで

 

使用量はあまり気にせず使っていました。

 

一方で、「ステロイド系皮膚薬3種」については、

 

やはり副作用を気にして、

 

最初から量は控えめに使っていました。

 

ステロイドの強さは5段階に分けられていて、

 

・最も強い(Strongest

 

・非常に強い(Very Strong

 

・強い(Strong

 

・普通(Medium

 

・弱い(Weak

 

となっています。

 

具体的に、副作用で悩まされた訳ではないので、

 

その適量はいまだに不明です。

 

およそ3日間で全身に広がった皮疹は

 

だいたいその後1週間で全身皮疹はおさまってきます。

 

2週間おきの抗がん剤治療の際には、

 

少し跡が残っている程度になっていました。

 

 

ストロイドは悪い薬ではありませんが、

 

効果がしっかりとある反面、

 

やっぱり副作用が気になりますよね。

 

このパターン(1)の皮疹は、半年ぐらいで

 

収まったので、ステロイド系の皮膚薬も、

 

同じ時期で使わなくなりました。

 

髪の毛の抜け変わりもこの時期で、

 

太くて白髪の天然パーマから、

 

細くて軽やかな少しグレーなストレートヘアに

 

生え変わりました。

 

副作用・皮疹との闘いはこのあと、

 

パターン(2)ニキビのような皮疹、

 

パターン(3)帯状疱疹のような痛い皮疹へ

 

と展開していきます。

 

また、その闘いの様子は次回に投稿します

 

皮膚トラブルは、おそらく人によってまちまちです。

 

私と同じような感じの場合もあれば、

 

全く違うこともあるでしょう。

 

処方された薬剤は、先生の指示通り

 

しっかり使ってください。

 

皮疹がひどくになったら、

 

すぐに主治医に

 

相談することをお勧めします。

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