2021年10月31日 投稿
[思い出話01]「2019年7月 初めての抗がん剤治療」
2019年7月にポート造設手術をした話は
先日掲載しました。
『がん』が見つかってから
抗がん剤治療を始めるタイミングは
早ければ早いほどいいのですが、
私の場合は腸閉塞を起こしていましたので、
手術が先になりました。
一般的には、抗がん剤を先に行い、
がんを小さくしてから
手術することが多いらしいです。
外科手術の場合、術前術後それぞれ1カ月間は
抗がん剤が打てないので
術後1ヶ月空けてポート増設と
最初の抗がん剤を入院で行いました。
(この先 2週間に1回のペースで外来)
(↑2019年7月末 ポート増設と初めての抗がん剤治療で入院)
抗がん剤の種類はたくさんある中で、
大腸がん用の一番効くとされる3種類の点滴
プラス増強薬1種類が選出されました。
☆抗悪性腫瘍剤「フルオロウラシル(5-FU)」
+腫瘍剤増強薬「レボホリナート」
(注)フルオロウラシル1本は全開で入れ、
もう1本は、46時間持続なので
専用容器で持ち帰り。
☆抗悪性腫瘍剤「エルプラット」
(一般名:オキサリプラチン)
★分子標的薬「ベクティビックス」
(一般名:パニツムマム)
なぜか読めないパニツムマム(笑)
さらに抗がん剤の副作用止めに3種類の点滴
〇副作用緩和目的で「ラモセトロン」
オキサリプラチン用の嘔吐止め
〇副作用緩和目的で「ポララミン」
抗ヒスタミン作用でアレルギー疾患止め
〇副作用緩和目的で「デキサート」
嘔吐止めのステロイド
抗がん剤治療スタート時はまさに
最強オーダーでフルラインナップ!
副作用止めも入れて7種類も点滴します。
なんやかんやで約4時間コースかな。
この7種類の薬剤の効能や副作用で、
生活が一変していきます。
最初の点滴が終わった頃は、
まだ全く想像すらしていませんでした!