顔が赤くなったから恥ずかしがっている。
震えているから怖がっている。
顔が青くなったから動揺している。
点と点を線で結ぶように感情を理解してしまいがちですが、
感情は自分の感情でも理解するのはむずかしいものです。
経験が少なければなおさらです。
感情をひとつの意味に決めつけるのは危険かもしれません。
一緒にいるとイライラするからといって、
相手のことが嫌いとはかぎりません。
本当は、相手にイライラしているんじゃなくて、
自分にイライラしているってこともあるかもしれません。
感情の解釈は慎重にしたいものです。
イライラする人が近づいてきたら、
「この人、大好き! めちゃうれしい!」
と心の中でつぶやいてみてください。
心に違和感を感じて不快になるかもしれませんが、
ストレッチをした時の筋肉の痛みのように、
その不快感によって、
心の柔軟性がアップするかもしれません。