亜弥「そ、そんなはずないわ!学校がそんな金銭のやりとり認めるはずないもん!部活動は常に非営利じゃなきゃいけないのよ!利益を求めちゃいけないのよ!」
亜弥が追求する。
しかし、雄治も三井もケロッとした表情で、全くひるまない。
雄治「その通りだ。だから表向きは『風紀部』ってことにして、いじめ調査や、生徒の不満調査なんかをしてるってことになってる。もちろん無償で」
三井「でもその実態は、尾行、盗聴、盗撮、捜査と、依頼者から頼まれた仕事なら何でもこなして内容に見合った報酬をいただく、『探偵部』なのだ!!先生は誰も知らないけど、生徒には結構ここの存在有名だよ♪」
雄治「おい三井。しゃべりすぎだ。どうやらこの2人、入部希望者じゃなさそうだぞ?部外者にあまり情報をもらすなよ。探偵部は秘密厳守がモットーだ」
三井「うん…そうみたいだね…じゃあ君たち、また何かあったらこの地学実験室まで相談に来てね。ここ数年前に地学部が廃部しちゃってから、ずっと探偵部の部室になってるから。じゃあね」
雄治「あ、このことは先生たちには言うなよ。じゃあな」
そう言って、雄治と三井は教室の中に戻ろうとした。
しかし、
瑠子「あたし入部したい」
雄治「ん?」
三井「え?」
亜弥「ちょ、あんた何言ってるの瑠子!!?」
瑠子は好奇心旺盛。
昔から「探偵」というものに異常に憧れを持っていた。
小学校の卒業文集では「将来なりたい職業」の欄に何の迷いもなく「探偵」と書いたし、好きなマンガはもちろん「名探偵コナン」だ。
アニメも毎週録画している。
瑠子「いや、なんか面白そうかな~って。別に他にやりたい部活もないし、ダメ?」
亜弥「ダメよこんな得体の知れない部活!!危険だわ!!」
雄治「分かってないねぇ。スリルのない人生など生きる価値なし。人生には刺激が必要なのさ。そうだろ?ショートヘアーのお嬢ちゃん?」
瑠子「はい!!!」
瑠子はもう半分洗脳されていた。
亜弥「ちょっと瑠子!?本気?」
瑠子「うん!もう決めた!今日からあたしは探偵になる!」
瑠子は父親に似て頑固なところがあった。
一度言い出したらなかなか聞かない。
亜弥もそのことはよく知っていた。
亜弥「もう…あんたは言い出したら聞かないんだから…仕方ないわね!分かった!わたしも探偵部に入って、瑠子が危ないことに巻き込まれないように見守ってあげる!瑠子を1人にしたら心配だもん!」
瑠子「いや、別にいいわ。邪魔だから」
亜弥「(((゜д゜;)))」
雄治「ねぇ。君たちさ。なんか勝手に盛り上がってるみたいだけど、この探偵部は誰でも入部できるわけじゃないんだよ?バカは探偵にはなれない。探偵とは知性を必要とする仕事だからね」
瑠子「え?」
三井「入部試験があるんだよ。そのテストに合格した者だけが、探偵部への入部を認められるのさ♪」
亜弥「テスト!?」
雄治「テストと言っても1問だけ。それも簡単な連想ゲームみたいなものさ」
瑠子「連想ゲーム?」
雄治「そう。こっちが出したいくつかのヒントから、それが何のことを言っているのか連想して当てるんだ。探偵には柔軟な発想と一瞬のひらめきが必要不可欠だ。どうする?受けるかい?入部試験」
瑠子「もちのろんでしょ!いっちょやったりますか('-^*)/」
亜弥「瑠子大丈夫?なんかノリがウザいわよ?」
こうして、瑠子と亜弥は探偵部の入部試験を受けることになった。
地学実験室の向かいにある別の教室に連れていかれ、イスに座ると小さな真っ白の紙とボールペンが手渡された。
雄治「そこに、自分が連想したものの名前を書くんだ。いいね?」
瑠子と亜弥は黙ってうなずいた。
雄治「では問題。普段は股の下でぶらぶらしていて、みんな付け根に毛が生えています。『ち』から始まって『ぽ』で終わるものです。『ち』の次の文字は『ん』です。さて、これな~んだ?」
亜弥「やっぱり変態じゃねーか。帰ろ瑠子。時間の無駄だわ」
雄治「変態?君、何か勘違いしてるんじゃないかい?これの答えは至って普通のものだよ?」
瑠子「……」
亜弥「うるさいわね変態!それ以上しゃべったら法的措置を取るからね!」
瑠子「分かった!!答え分かったわ!!」
瑠子はそう言うと、手に持ったボールペンを白紙の上でスラスラ走らせた。
亜弥「ちょ、何書いてんのよ瑠子!?ダメよ!!清い乙女はそんな言葉書いちゃいけないのよ!!」
三井「制限時間あと10秒だよ~」
亜弥「ええい!もうどうなっても知らないんだから!ごめんなさいママ!!」
亜弥はそう言って自分の紙に答えを走り書きした。
三井「終了~~~!!」
雄治が瑠子と亜弥から紙を取り上げた。
そして2人の回答をじっと見た。
雄治「なるほど…ショートのキミ、合格だ。答えはこれだ」
雄治はそう言って、瑠子の書いた答えをみんなに見せた。
そこには、
「チンパンジーのしっぽ」
と書かれていた。
亜弥「や、や、や、やられたぁぁぁぁぁ!!!」
亜弥は悲鳴を上げた。
雄治「う~ん…ロングのキミが書いたこの答えだと、確かに『ちん』から始まって『ぽ』で終わってるけど、ヒントの『みんな付け根に毛が生えてる』ってのが該当しないなぁ。これだと、子供のには毛が生えてないじゃん♪キミ、変態だね♪」
亜弥「いやぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!あたしもうお嫁に行けなぁい!!!!」
亜弥はそう叫びながら、両手で顔を覆って教室を飛び出した。
瑠子「ちょっと亜弥ちゃん!」
雄治「入部おめでとう。ようこそ我が探偵部へ。早速部室に行こうか。もう部会を始める時間だ」
そして瑠子は、雄治と三井のあとについて、ついに地学実験室へと足を踏み入れた。
生暖かい空気が瑠子を迎え入れた。
つづいてください
亜弥が追求する。
しかし、雄治も三井もケロッとした表情で、全くひるまない。
雄治「その通りだ。だから表向きは『風紀部』ってことにして、いじめ調査や、生徒の不満調査なんかをしてるってことになってる。もちろん無償で」
三井「でもその実態は、尾行、盗聴、盗撮、捜査と、依頼者から頼まれた仕事なら何でもこなして内容に見合った報酬をいただく、『探偵部』なのだ!!先生は誰も知らないけど、生徒には結構ここの存在有名だよ♪」
雄治「おい三井。しゃべりすぎだ。どうやらこの2人、入部希望者じゃなさそうだぞ?部外者にあまり情報をもらすなよ。探偵部は秘密厳守がモットーだ」
三井「うん…そうみたいだね…じゃあ君たち、また何かあったらこの地学実験室まで相談に来てね。ここ数年前に地学部が廃部しちゃってから、ずっと探偵部の部室になってるから。じゃあね」
雄治「あ、このことは先生たちには言うなよ。じゃあな」
そう言って、雄治と三井は教室の中に戻ろうとした。
しかし、
瑠子「あたし入部したい」
雄治「ん?」
三井「え?」
亜弥「ちょ、あんた何言ってるの瑠子!!?」
瑠子は好奇心旺盛。
昔から「探偵」というものに異常に憧れを持っていた。
小学校の卒業文集では「将来なりたい職業」の欄に何の迷いもなく「探偵」と書いたし、好きなマンガはもちろん「名探偵コナン」だ。
アニメも毎週録画している。
瑠子「いや、なんか面白そうかな~って。別に他にやりたい部活もないし、ダメ?」
亜弥「ダメよこんな得体の知れない部活!!危険だわ!!」
雄治「分かってないねぇ。スリルのない人生など生きる価値なし。人生には刺激が必要なのさ。そうだろ?ショートヘアーのお嬢ちゃん?」
瑠子「はい!!!」
瑠子はもう半分洗脳されていた。
亜弥「ちょっと瑠子!?本気?」
瑠子「うん!もう決めた!今日からあたしは探偵になる!」
瑠子は父親に似て頑固なところがあった。
一度言い出したらなかなか聞かない。
亜弥もそのことはよく知っていた。
亜弥「もう…あんたは言い出したら聞かないんだから…仕方ないわね!分かった!わたしも探偵部に入って、瑠子が危ないことに巻き込まれないように見守ってあげる!瑠子を1人にしたら心配だもん!」
瑠子「いや、別にいいわ。邪魔だから」
亜弥「(((゜д゜;)))」
雄治「ねぇ。君たちさ。なんか勝手に盛り上がってるみたいだけど、この探偵部は誰でも入部できるわけじゃないんだよ?バカは探偵にはなれない。探偵とは知性を必要とする仕事だからね」
瑠子「え?」
三井「入部試験があるんだよ。そのテストに合格した者だけが、探偵部への入部を認められるのさ♪」
亜弥「テスト!?」
雄治「テストと言っても1問だけ。それも簡単な連想ゲームみたいなものさ」
瑠子「連想ゲーム?」
雄治「そう。こっちが出したいくつかのヒントから、それが何のことを言っているのか連想して当てるんだ。探偵には柔軟な発想と一瞬のひらめきが必要不可欠だ。どうする?受けるかい?入部試験」
瑠子「もちのろんでしょ!いっちょやったりますか('-^*)/」
亜弥「瑠子大丈夫?なんかノリがウザいわよ?」
こうして、瑠子と亜弥は探偵部の入部試験を受けることになった。
地学実験室の向かいにある別の教室に連れていかれ、イスに座ると小さな真っ白の紙とボールペンが手渡された。
雄治「そこに、自分が連想したものの名前を書くんだ。いいね?」
瑠子と亜弥は黙ってうなずいた。
雄治「では問題。普段は股の下でぶらぶらしていて、みんな付け根に毛が生えています。『ち』から始まって『ぽ』で終わるものです。『ち』の次の文字は『ん』です。さて、これな~んだ?」
亜弥「やっぱり変態じゃねーか。帰ろ瑠子。時間の無駄だわ」
雄治「変態?君、何か勘違いしてるんじゃないかい?これの答えは至って普通のものだよ?」
瑠子「……」
亜弥「うるさいわね変態!それ以上しゃべったら法的措置を取るからね!」
瑠子「分かった!!答え分かったわ!!」
瑠子はそう言うと、手に持ったボールペンを白紙の上でスラスラ走らせた。
亜弥「ちょ、何書いてんのよ瑠子!?ダメよ!!清い乙女はそんな言葉書いちゃいけないのよ!!」
三井「制限時間あと10秒だよ~」
亜弥「ええい!もうどうなっても知らないんだから!ごめんなさいママ!!」
亜弥はそう言って自分の紙に答えを走り書きした。
三井「終了~~~!!」
雄治が瑠子と亜弥から紙を取り上げた。
そして2人の回答をじっと見た。
雄治「なるほど…ショートのキミ、合格だ。答えはこれだ」
雄治はそう言って、瑠子の書いた答えをみんなに見せた。
そこには、
「チンパンジーのしっぽ」
と書かれていた。
亜弥「や、や、や、やられたぁぁぁぁぁ!!!」
亜弥は悲鳴を上げた。
雄治「う~ん…ロングのキミが書いたこの答えだと、確かに『ちん』から始まって『ぽ』で終わってるけど、ヒントの『みんな付け根に毛が生えてる』ってのが該当しないなぁ。これだと、子供のには毛が生えてないじゃん♪キミ、変態だね♪」
亜弥「いやぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!あたしもうお嫁に行けなぁい!!!!」
亜弥はそう叫びながら、両手で顔を覆って教室を飛び出した。
瑠子「ちょっと亜弥ちゃん!」
雄治「入部おめでとう。ようこそ我が探偵部へ。早速部室に行こうか。もう部会を始める時間だ」
そして瑠子は、雄治と三井のあとについて、ついに地学実験室へと足を踏み入れた。
生暖かい空気が瑠子を迎え入れた。
つづいてください