良いとか悪いとかではなく、ただそう思った話。 | 35歳からの、伸びしろしかない人生の歩き方。

35歳からの、伸びしろしかない人生の歩き方。

妄想OL兼遊びのようなビジネスをしている、復業のスペシャリスト。
ブロガー/Kindle作家/イラストレーター/ワクワク仕掛人/存在価値の生き方案内人/サボリスト代表取締役
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遊びにきてくださりありがとうございます。

30代ゆるっと変わり者りんご🍎と、

クマ吉🐻の二人暮らし。


幸せ感度高めな人生を目指して、

愛とユーモアを忘れずに、

自分の気持ちに正直にまじめに

(時にふまじめに)暮らしてます。


🍎 🐻 🍎 🍎 🍎 🍎 🍎



私とクマ吉のお気に入りの洋食屋さんがあった。





狭い店内にぎゅうぎゅうに

詰めて座って


通路がないのでトイレ行く時は同じカウンターにいる人も立ち上がるスタイル(笑)

近所のサラリーマンやOLが多く、みんな食べたらすぐ出る回転率の早いお店だった。






私は

そこの店主の料理パフォーマンスを見るのが大好きだった。


ひとつも無駄のない

気持ちのよい動きで、

次々と料理を作っていく。



手際よく料理を作るだけでなく、

お客さん一人一人にも目を配っていて、バイトの子にタイミングよく指示出しをするの。

(そしてその指示出しの仕方が優しい‥✨)






もちろん、めちゃくちゃ美味しい‥!








普段人を褒める事のないクマ吉も

と大絶賛していた。






ちなみに、店主が

バナナマンの日村さんに似ている事から「ヒムケン」とひそかに呼んでいた。






数ヶ月後、

お店は移転する事になった。




「今後は更に沢山の方に来ていただけるように、大きなお店に移転オープンさせていただく事となりました。」





ひむけん‥!

更に大きなお店でパワーアップするんだね!!


とひむけんのお店が拡大する事を喜び、移転オープンを楽しみにしていた。








移転オープンのお店は、

前とは雰囲気がガラリと変わっていた。


女性客ターゲットの白い内装に清潔な店内。確かに以前と比べて店内は広々としていて、ゆったり会話できるような空間。



9割が女性客で、以前沢山来ていたサラリーマンの姿はなかった。






私の大好きなひむけんパフォーマンスを見れる場所はなくなり、

中の厨房で恐らく何人かの従業員を抱えながら効率よく料理するひむけんを想像するしかなかった。





味は、やっぱり前と変わらず美味しかった。





ひむけんは

もっと大きな店に沢山のお客様に来てほしい。

女性客が喜んでくれそうなコンセプトのお店をやりたい。

とか、多分色々と夢があって

ひむけんの夢が叶ったなら本当に良かったなぁと思うし、沢山のお客さんが来てくれて素敵なお店だと思う。





そして、このコロナ渦で

前のお店だと営業は難しかったろうし、そうゆう意味でも英断だったのかもしれない。






ただ、私は前のお店の

みんなでぎゅうぎゅうで食べる感じとか

トイレ行きたい人の空気読んで立ち上がる感じとか

ひむけんの気持ちの良い料理風景が

無くなった事に


ちょっぴり寂しさを感じていた。





逆に「前のお店より好き!」って人もいるだろうし「ご飯が美味しければどっちでもいい」「どんなお店でも応援する!」って人もいるだろう。





多分、私はここのご飯も好きだけど、

ひむけんの存在を感じられるあの空気感が好きだったんだろうなぁと思った。





と、ただ思っただけの話。笑





最後までお読みいただきありがとうございました😊