蜜入り林檎・北紅! 今年で伐採してしまうために、最後の出荷となります。

 

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甘くてジューシーな蜜入り林檎ですが、栽培が難しく、収穫量が安定しないために、青森県でも入手困難な林檎です。今年が最後の販売となります。

もひかん林檎園の工藤さんによると、今年の夏は少雨、高温の影響が北紅にも出ている可能性があるということです。蜜入りが例年より少ない可能性もあるということですが、蜜の部分は「ソルビトール」と呼ばれる糖分を指し、りんごが完熟する過程で自然に発生したものです。ソルビトールは葉の光合成によって作られる物質で、成長段階において葉から軸をとおり果実の内部に運ばれます。その後、ソルビトールは果実の中で果糖やショ糖に変換されますが、りんごが完熟するとソルビトールは変換をやめて、そのまま蓄積されます。この蓄積されたソルビトールが「りんごの蜜」の正体です。つまり、水分なので、蜜入り林檎は完熟で美味しいですが、蜜の部分の糖分は高くないのです。

北紅は一個500グラム以上にもなる林檎もあり、大小、様々ですので、その点をご理解ください。

北紅は、写真のようにある日、突然、落果してしまう通称「暴れ林檎」で、ほとんど落果してしまう年もあり、収穫量が安定せず、りんご農家は北紅を栽培しません。美味しい林檎なのですが、もひかん林檎園も今年で北紅を伐採し、コスモサンフジを植える予定です。ちなみに、林檎は実がなるには植樹して、5年間、かかります。