本日10月2日のもひかん林檎園のシナノスィートです。だいぶ、林檎が赤くなってきました。あと一週間ほどで収穫の予定です。写真をご覧になればお分かりになるように、もひかん林檎園では、除草剤を一切散布しておりません。そのため、草刈りが重労働なのですが、この下草が生えていることにより、林檎につくハダニを食べるカブリダニが生息しており、もひかん林檎園では、防ダニ剤は散布したことがありません。また、草が生えていることにより、害虫の天敵も生息しており、また、草が住み家になり、林檎の木が生息地にならないという利点もあります。しかし、除草剤を散布していないことにより、ネズミも生息しており、毎冬、越冬するために、ネズミはもひかん林檎の木の根を食べてしまうという被害もでてしまうのです。この夏は雨が少なく、高温だったために、多肥料栽培農家のリンゴは、夏に肥料が土に吸収されず、9月以降の雨で肥料がリンゴに入ったために、リンゴが赤くならない現象が出ているとのことでした。無肥料のもひかん林檎は、他のリンゴより着色が進んでいるとのことでした。 |