「お嬢さん、ちょっと付き合ってもらおうか…」
「キャー、なにするのよ!」
某証券会社のOLまいは憧れの先輩山田の送別会の帰り道、謎の武装団に襲われた。
2人の男が彼女の背中に銃をつきつけた。1人は拳銃を持った軽装の男。もう一人は機関銃を持ったゲリラのような男だった。
「このままじゃ危険だわ。まわりの人たちも巻き込まれてしまうわ…」
「なにをブツクサ言っているんだ
こっちへ来い!」「ちょっと、はなしてよ!」
彼女は男たちにつかまれた腕を振りほどくと路地裏にかけこんだ。だが、そこは行き止まりの袋小路。
「そこまでだな。お嬢さん」
2人の男はまいに向かって銃を構えた。
その瞬間、まいの目つきが変わった。こころなしかまいの身体がひと回り大きくなったように見えた。
「仕方がないわ。ここで勝負ね。面倒だわ、2人一緒にかかってきなさい!」
「うるせぇ、女のクセに生意気いってるんじゃねぇ!おい!撃ってしまえ!」
“パパパパパーン!”
袋小路の中に拳銃の乾いた音が響いた。
だが、その乾いた音に混じり銃弾を弾く鈍い金属音も聞こえてきた。
まいの身体が銃弾を弾いていたのだった。
「な、なんだ…この女。銃弾が効かないぞ!」
まいは着ていたコートを脱いだ。するとコートの中からは鮮やかなブルーの生地の胸元に正義の象徴「S」のマークをあしらったボディースーツをまとう鋼鉄の身体があらわれた。
「あなたたち、そんなものが私に通用するとおもっていたの?考えが甘かったわね」
スーパーウーマンに変身をしたまいは、あっというまに2人の男たちを叩きのめしてしまった。
「さぁ、はやく戻らないと…。こんなところ山田先輩に見られたら、たいへんだわ」
彼女はそういうと脱ぎ捨てたコートを着込み何事もなかったかのように袋小路から出てきた。
「おい!まいだいじょうぶか?」
山田がまいにかけよった。
「え、えぇ…。ねぇ先輩。さっきの男たち、まいがボコしちゃったって言ったら信じてくれます?」
まいはそう言うといたずらっぽく笑った。
Android携帯からの投稿
