ここ数日、数人の女性が続けて行方不明になるという事件が立て続けに起きた。行方不明になった女性は、いずれも数日後、ミイラのような変死体で発見されていた。 この謎の事件を解決するため、1人の女性が立ち上がった。
…○月×日、ここはとある事務所の室、男が1人の女のオーディションをしていた。男はビデオカメラをセットしてソファーに座っている女性の横へ座った。そして、ビデオカメラが回り始めた。
「それでは、あなたのプロフィールを教えてください」
「○川×子です。20歳、□☆女子大2年です…」
「ほほ~。女子大生ですか…。服を着ているとわかりづらいですが、スタイルよさそうですねぇ…」
「そうですか?私、あまりスタイルに自信がないんですけど…」
男は女子大生の服の中身を透視するような目つきで彼女の全身を嘗めまわすように見ていた。
「…なんなの、このオヤジ。まるで私の服の中をのぞいてるような目つきだわ…」
「…へっへっへっへ…。久々にいい女にありつけそうだぜ…」
「え?なにか言いましたか?」
「あ、い、いや別に…」
この男、宇宙から地球の女性の生き血を吸うためにやってきた宇宙人であった。 男はAVのオーディションに見せかけ、生き血を吸う女を物色していたのであった。 男はソファーを離れビデオの前に立った。
「それじゃぁ、カメラテストいってみましょうか」
男はそういうとビデオカメラのファインダーをのぞいた。
「おっ、いいねぇ…。もう少しスカートをまくり上 げてみようか?」
「…まったく、もう、なにを考えているの?この変 態オヤジ…」
撮影は快調に進んでいるように見えたが、男は何かいやな予感を感じていた。 ファインダー越しに見える彼女から、いままで感じとことのないオーラのようなもの感じ取っているのであった。
「…この女、普通の女じゃないな。なにかオーラを感じる…。今までに感じたことのないオーラだ…」
男は今度はじかに彼女を見つめた。男は視線をスカートの下のパンティーから胸元に上げた。と、同時に男の目が金色に光った。男は彼女の胸元を透視していたのだった。
「あっ!」
男は声を上げた。彼の視線にブルーのボディースーツに「S」のマークが入ってきた。
「ゲゲッ…。こ、この女、地球人じゃない…」
女子大生は男の瞳が金色に輝く瞬間を見逃さなかった。
「こ、こいつ、宇宙吸血鬼…。私の秘密を知ったのね。仕方がないわ…」
次の瞬間、女子大生の身体が光の球に包まれた。
彼女はスーパーガールに素早く変身をしたのであった。
「地球の女性の平和を破る吸血鬼め!私が許さない!」
彼女はそう叫んだ瞬間、瞳が金色に輝いた。
「あなたみたいな人は、宇宙の藻屑となるがいいわ!」
金色に光ったスーパーガールの瞳からヒートビジョンが照射された。
スーパーガールのヒートビジョンを浴びた男はあっというまに姿を消してしまった。
-後日談-
このオーディションが始まるシーンから男がスーパーガールに消されるまでのすべてがビデオに撮影されていた。 数ヵ後、このビデオが「ザ・オーディション。ス-パー女子大生の秘密」と銘打たれ市場に出回り、盗撮ものの新ジャンルとして爆発的な売れ行き を見せたのであった。





