ホンマに今年は年始からまだ10日なのにいろいろあるけれど、ぼくにとっては松本さんの活動休止もけっこう大きいこと。
言うて、小学校の時「4時ですよ~だ」こそ見てはいないけれど、それでも「夢で逢えたら」からず~~っと見続けてきてる人が、テレビからいなくなるわけですから。

上岡さんの引退も大きかったけど、ぼくも若かったし、何より引退興行(自身が座長をつとめてらした変化座公演)は見に行けてるから、ケジメをつけれた。
紳助さんも、えぇっ!ってなったけど、松本さんほどの(ぼくにとっては)影響はなかった。

そうですね、まずは一言で言えば「残念」かな。
いろんな意味で。
とにかく、自分のことでもないのにザワザワします。単純に。

アンチの人はそれはもう鬼の首を取ったようにいろいろ言わはるやろうけども、これだけテレビ見なくなった昨今とはいえ、ぼくのビデオデッキは松本さんの出てる番組の録画の多いこと。もうそれだけで、単純にファンなんで、何年かかるか分からないけれども、いなくなってしまうのは大きい。さみしいです。

そして「どうなってまうんやろ」と各方面に対して思う。
M-1の審査員どないすんねん、ナイトスクープの局長どうすんねん、IPPONのチェアマンどうすんねん、、、と枚挙に暇がない。

紳助さんがいなくなってもコンテンツは残り続けてるように、恐らくそれぞれがそれぞれで「なんとかなって」いくんやろうとは思いますけどね。

そしてそして、、そんな残念さやさみしさもある反面、「もうええんちゃうか」という思いもあります。
もともと引退したいって言うてはったし。
お金は孫でもひ孫の代までもあるやろうし。
もうある程度やり切ったんやなかろうかという。
その上で、上記したように、それぞれの番組が「なんとかなって」いくのなら、松っちゃん的にも「もうそんでええやん」ってなっても当然だし、それでいい気がする。

あくまで現在進行形で老いていく松本さんだったら、それは自然な形で見届けれたし、そうであれば「老けたなぁ」とか思わずに見れたと思うけど、万が一裁判が何年もかかって、60代半ばでブランク置いて出てきた時に「老けたなぁ」と思いたくない気もします。
だったら、ここで引退してもいいのかも。
そうは言っても、事実無根なのであれば、それで引退するのは許せぬ!と本人も浜ちゃんも思ってるでしょうし、なかなか難しい。

それこそ紳助兄やんにも相談しとるんやろな~とか、上岡さんがいてたらなんかアドバイスしてたんちゃうかとも思う。ベー師匠なんかもどう思ってはんのやろ。

あとはね、時代だから仕方ないですし、もう戻れないと思いますけどね。
社会生活不適合者が、芸人やるわけで、芸能人、有名人全般に「清らかさ」「常識」を求めすぎですね。それはやっぱり思います。もうそういう方向に行ってるのは認めますけどね。
ただ、一つ言えるのは、今「凄い作品だ!」「芸術だ!」「名盤だ!」なんて崇め奉られている、博物館や美術館に置いてあるものとか、音楽作品なんかは、今の時代だったら残ってないものが多々あるだろうとは思います。その前に抹消されてるだろうと。
(マジでJazzの名盤、巨人たちなんかはめちゃくちゃですもん。その代わり、ライブ会場で愛人に射殺されたりする人もいましたが)
今後は、品行方正な上に、そういう作品を創っていく世になるんでしょうなぁ。
う~む、創れるのだろうか、普通の人に。

さて、とにかく大方の人と同じようにぼくも裁判の行く末を見守りたいと思います。
そこは、みうらじゅん氏言うところの「ファンとは、ただ付いていく者とみつけたり」の精神で。

復帰した際には、それこそもうテレビ出なくていいから、ラジオ「放送室」だけやって欲しいなぁ。もう顔出さずにそこだけで喋る。
それでいいんやないかと。
それか、浜ちゃんとラジオ、やって欲しいなぁ。

今の時点では、こんなぼくの考えです。