2017年12月29日に左前頭葉に
悪性脳腫瘍(膠芽腫)が見つかり、
2018年1月25日に無事、手術を終えた母。

放射線と抗がん剤の標準治療を経て、
月に1回の維持療法(テモゾロミド)
を行っていましたが、

2020年2月26日のMRI検査で、
膠芽腫の再発、2020年3月13日から
2週に1回のアバスチン治療を始めました。

2020年10月30日のMRI検査で脳梗塞が見つかり、
2020年11月13日にアバスチン治療を中止し、
緩和ケアに移ることになりました。

2021年1月10日、脳梗塞で緊急入院の後、
1月15日に緩和ケア病棟に転院しました。

●術後1089日目 2021年1月18日(月)

母が脳梗塞で倒れてから、
遠方に住む妹が暫く滞在し、この日帰宅。

今日の母は殆ど眠り姫。ふとん1

今日は母の誕生日なので、
午後、看護師さん達が
お祝いに来てくれたのですが、
ぐーすか寝てました。

結局、昨日ほどちゃんと起きず、
誕生祝いは明日になりました

17時頃、スポンジで水分を取り、
ゼリーを30口くらい食べました。

妹から、
昨日たくさん起きてて疲れたのかしらね 💦
でもゼリー食べられたんだね。良かったね😊

●術後1090日目 2021年1月19日(火)

今日は午前中、
お風呂に入れて貰ってさっぱりしました✨

目は開かないけど、呼びかけに
「なんですか?」と答えたり、
「長男が来るよ〜」と言う
と頷いたりはしてました。

妹から、
久しぶりのお風呂、良かったね 😊
やりとりも出来ていて何よりです✨

私から報告。
13時前、ぱちっと目を覚ましたので、
まず口腔ケアスポンジで口の中の掃除のあと、
お水50ml、ゼリー5口ほど食べました。

14時過ぎ、
看護師さんからデイルームで
日光浴が出来ると聞き、
ベッドごと連れて行って貰いました。
初めちょっと起きてたのですか、
裕次郎をBGMにすやすや。

今日は16時に部屋に戻る時、
ちゃんと起きてたので、
1日遅れの誕生会でした。

誕生ケーキの帽子お祝いケーキを被っての
先生と看護師さんたちとの記念撮影と、
誕生祝いカードを頂きました。飛び出すハート

写真の顔はいまいちでしたが、
この後、良い笑顔だったのです。

弟からは、
少しずつ会話できてきてるような、、 
オウム返しも多いし、
聞き取れないのも多いけど、
「テレビ見る?」と聞いたら「見ない」と。

さっきも母の写真見せて、
これお母さんだよと伝えたら
「あたしこんな目してない」と。

明日からリハビリしようねと伝えて、
何度も言ったら、
途中から母が笑い出した😅

妹から、笑うのは良かったね、と。 

●今日の先生の説明について

1:入院時の検査結果
・アルブミン3.5で低め、
 徐々に低くなると思われる。
・肺のレントゲン 薄らと胸水
・肝臓、腎臓等に問題はなし

2:今後について
・脳梗塞の予防の薬は後1週間くらい
・浮腫の薬も使い続けると効かなくなるので、
 徐々に減らして行く
・脳機能の低下、肺機能の低下
 (誤嚥性肺炎になりやすい、
 肺炎で亡くなる人が多い)、
 寝たきりによる廃用、
 が起こる可能性が高い。
・一度失われた脳の機能は戻らない。

3:点滴について
・いつまで点滴で持つのか質問。
・点滴をしていたから、
 していなかったから、で、
 予後が変わる訳では無い。
・腕の関節から太い血管に
 カテーテルを入れる方法がある。(ピック)
・中心静脈ポートを断った話をしたところ、
 ピックを入れるかどうかは
 家族に確認してくれるとのこと。
・弟から、
 意識が無くなって
 身体だけ生きてしまうのは
 違うと言う意見だが、
 今点滴を拒む事は、
 餓死を後押しする事になるので、
 (今意識がある中で)
 それもどうかと思っている。
・一昨日の点滴が漏れて腫れがあり、
 看護師さんからは、
 本人も痛い思いをしない、
 ピックを薦められる。

4:介護施設について
・状態が長く安定すれば、病院の方から紹介する。

5:患者の希望に寄り添う
・治療メインの病院と違い、
 病院側からこう決めたとの話はあまりしない。
 患者側からの過ごし方の希望に寄り添う。
 看護師は生活の介助を行う。
・希望があれば、外泊、一時帰宅も可能。
 介護タクシーでベッドごと移動。

点滴を刺し直す時、母は起きていて、
看護師さんからピックの話を薦められ、
一応頷いてはいたのですが。
どうしたものかと悩み中でした。