2017年12月29日、MRIで腫瘍が見つかり、
まずは病気について、

パソコンでWEBサイトを猛烈に調べました。

まずは、国立がん研究センターの
がん情報サービス」サイトで、
病気の症状や治療法など基本を押さえる。

 

手術で腫瘍を摘出
+抗がん剤治療(テモゾロミド)
+放射線治療
が標準治療。
(※「標準治療」とは、現時点での、
 科学的根拠(エビデンス)に基づく
 最善の治療のこと。)


次に、脳外科医の方の個人サイトに。

膠芽腫は、
治療方針を検討している間に、
あっと言う間に腫瘍が増大して手が付けられなくなる恐れがある、
進行の早い脳腫瘍とのこと。

5年生存率10%程度、
予後が平均1年半程度という数字に、

打ちのめされました。

また、脳外科医の個人サイトで、
「血流カテーテル(脳血管造影検査)は脳梗塞の恐れがあり、あまりやらない」
ということが書かれていて、
あれ?

入院した病院ではやると話していたけど、大丈夫だろうか?
とさらに不安に。

母の病室を後にして他の病室の前を通った時、
寝たきりの高齢女性が見えてしまい、
「母もここから出られないのかも」と、
何だか嫌な感じを抱いてしまったことも手伝って。

母の入院先について、
「私、また間違っちゃった?」
と、めそめそ泣いていたら、妹が、
「泣いていても何も変わらないよ、

 これから出来ることを考えて」
と叱責。

気を取り直して、
そういえば先月、同窓会で会った
クラスメイトの〇〇くんは脳外科医じゃなかったか?
と思ってメール。

・血流カテーテルは一般的に行うものか。
・脳腫瘍の手術をするのに良い病院を知らないか。

2点の質問を送ったら、

年末というのに即レスがあり、
脳外科でなく循環器科だったことが分かったのですが、

・血流カテーテルは、

 リスクとベネフィットを天秤にかけて、
 必要があれば行うのは普通と思う。
・病院は、手術数が多いところを選ぶこと。

と忙しい中、丁寧に教えてくれました。
本当に感謝、感謝。おねがい

その答えを聞いて、

今度は手術数をもとに病院を検索。
そこで、

今入院している病院は手術数が少ないこと、
また、放射線治療まではできないこと、
弟の近所に全国一の手術数を誇る病院が、
私の近所の大学病院が

県下では一番手術数が多いことが分かり、

兄弟2人の家に近い

どちらかの病院に転院しよう、
でも、きっと日常的に介助に行くのは私だから、
私の近所の大学病院に転院しよう、

となりました。

でも、年末年始で病院はどこもお休み。
入院している病院の先生にも連絡がつかず、
転院できるのか、

別の病院も年明けすぐ受診できるのか。

年始まで入院予定だった母を

一旦家に連れて帰るも、
痙攣予防のイーケプラを飲んで、

殆ど1日眠っている。

病院の先生に会う1月4日まで、
どうか何もありませんようにと祈る気持ちと、

不安の中で、
2017年から2018年の年末年始を過ごしました。