白馬岳に登る その1 | 『どこまで理想に近づけるのか検証終了』~肉体改造やーめた~

『どこまで理想に近づけるのか検証終了』~肉体改造やーめた~

腹筋バキバキにとりあえずなったし
もう疲れたし
美味しいもの食べたいし
しんどいことヤメヤメ

仕事を終え20:00、彼女が待つ埼玉へ出発

今回は山ガールである彼女と2人で登山なのですよ😊🤙✨

彼女と2人で登山
最高じゃないですかーこれ👏🏻✨

仮眠をし深夜1:00目指すは長野県白馬村
彼女と会っている場所からは4時間程の距離😊

ちょっと寄り道しなくちゃならないところが急きょでき、SAで2回休憩して到着は6:00
まぁ、予定通りかなぁ〜

今回登るのはまたまた北アルプス
北部にある白馬岳(しろうまだけ)2932m
登山口は猿倉荘から白馬岳山頂を目指すコースで日本最大として有名な白馬大雪渓を登ります。
雪渓をすぎると高山植物咲き誇るお花畑が広がっているそうでそれも楽しみ😊

しかし、最近ではこの大雪渓の落石による事故が多いらしくその記事を見てしまうと行くことを躊躇してしまうのですが💦

今回も車で向かうので山頂目指し同じコースを戻るピストン工程なのだけど
白馬岳山頂直下にあるこれまた日本最大の収容人数を誇る山小屋である白馬山荘に1泊することになってまーす😊


猿倉荘駐車場で身支度を整え朝食
1人の時は立ち食いしたり車内でまったり食べたりってとこだけど今回は彼女連れなのでチェアーと椅子をご用意させて頂きました😚🤚🏼
車に積みっぱのキャンプ道具が大活躍(笑)

なんだーかんだーやって全てが整ったのが7時ちょい前💦

駐車場から猿倉荘に歩きトイレを借りる

ここで夫婦らしき2人がいて
オヤジの方はなんだか偉そうに山のマナーだか世の常識だかなんだかをタバコをぷかぷか吸いながら高圧的に語っている💧

こんな登山する人が集まるベンチのそばで
タバコ吸いながら何を偉そうに語ってるか知らないけどお前が1番迷惑だと彼女も呆れ顔(笑)
多分そこに居た全ての人が同じ事を思っていただろうに😂😂😂

さてさて、登山開始!
まずは白馬尻小屋までブナの原生林を登る
登るといってもとても緩い傾斜の林道から始まり途中から登山道らしくなるのだけどまぁ、楽チンコースだねぇ😚~♪

ようこそ大雪渓へ!の看板が見えたら白馬尻小屋到着


出発時は青空が広がっていたけど少しガスがでてきましたねぇ~😓

ここで早速休憩ちゃん


後ろ左奥に向かうと雪渓がありまして、後ろの川はその雪解けの水が流れてるわけですね

この大雪渓は通過にコースタイム2時間
天気が変わりやすく午前中に通ってしまえとどこぞのブログに書いてあり。
小屋の看板にもあったけど落石、崩落の危険が常にあるので立ち止まらず速やかに通過しろとのこと。
雪渓での落石は音もせず近づいてくるそう💧

白馬尻小屋から雪渓入口までトレッキングも可能
まぁ普通の簡単登山ルートみたいな感じかな
そして雪渓から先は登山コース
約4km5時間程かけて山頂に向かうのですが…

私、見落としてました…

猿倉荘1237m
白馬岳山頂2932m
今回の標高差1700mをたったの5kmであがる💧

去年心友と登った金峰山(瑞垣山荘登山口コース)もなかなかの登りごたえだったんだけど
それでも約4kmの距離で標高差1000m程💦

この恐るべき事態に気がついたのは大雪渓を登り終えてからの地獄の連続急登に入ってからなのだが(笑)


白馬尻小屋から大雪渓まで8月下旬のいまは雪解けが進み危険箇所は避け秋道になってるとのこと

雪渓入り口につきアイゼンを装着する
山頂の方から吹き下ろしてくる風がひんやりと冷たい
さっきまでのガスは晴れ爽快極まりない!!
雪渓ってのは山の谷間に積もった雪や流れ込んだ雪崩でこの時期になると山肌付近は溶けて没落しやすくなっているそうで真ん中あたりをひたすらに登ります。
真ん中付近とて深いクレバスがあり危険な箇所もあるそう。
落石も多いと噂どおり、雪上には手のひらサイズの岩から、m級の大岩までゴロゴロと落ちている💧これはまじで油断できぬ:(;゙゚'ω゚'):

風は下から吹上てくる感じに変わり途端に一面ガスガスに。
ホワイトアウト寸前、3メール程先はもう見えなくなり足元に残された足跡を見失わなようにひたすらに登る 登る 登る

大汗は出てあついのだけど
吹き抜ける風は冷凍庫内のように冷たい
もはや、訳が分からない🤣

毎日歩いてる俺でさえ脹ら脛がパンパンになってきているので彼女は本当に辛そうで…
少し登っては立ち止まり、それでも愚痴ひとつ言わずなんなら笑ってくれる
一緒に登山できて本当に楽しい😊

左側にそびえてるはず(ガスで見えない)の杓子岳側からは頻繁にガラガラガラガラという落石の音が聞こえてくる💦
雪渓上では転がる音もせず、視界さえも奪われ危険回避はもはや不可能。
怪我をさせる訳にはいかないので気が気じゃない

想像よりはるかに急な雪渓ウォークに
数少ないほかの登山客もバテバテ状態
小雪渓に辿り着きここから先は雪がもうないとの情報がありアイゼンを外す

これは小雪渓入口すぐ脇
雪渓が崩れ大口を開けている
この下に上からの雪解け水が流れこんでいて落ちたら助からないだろう💧
アイゼンを脱いだらこの大口の上の崖を登る感じなんだけど、とてもガレていて崩れやすくなっている
下の人への落石の注意も必死だが落ちたらあの穴へと思うと恐ろしい


さらに進むと雪解け水が流れ出る崖の岩の上やそれらに渡してある木の板の上を横移動で渡らなくてはならない箇所があり濡れているせいでとても滑る💦

気をつけてはいたものの彼女が岩の上で滑ってしまい、万が一のために俺が後ろにいたから慌ててザックを掴み持ち上げる💦

これが本気で怖かったらしくビビってしまい
恐怖に顔を歪めている…可哀想に…
ちゃんと下調べできてないでこんな所に連れてきてしまったことに激しく後悔😭😭😭
さらにここからは永遠の急登
もう頂上までずっとずっと休むことなく急登でした💦

何気色んなところに登っている山ガールの彼女も、ここが今のところ1番過酷と認定💧
ほんととにかくキツいわぁ
しかもガスガスで眺望ゼロ
何を生き甲斐に登れっつーの🤣🖕

誰かのブログやなんかでも雪渓の話は多くてもその先の高山植物のお花畑のことは
お花畑が広がって綺麗くらいしか書いてなーい!
確かに多種高山植物もりもりでしたよ!
お花畑、うんそーですね!
ぜっんぜんイメージしてたお花畑と違いますけどねっ!!

予定では昼頃に山荘についてゆっくりまったりするはずだったのに山荘到着は15時くらい
ザックを下ろし宿泊手続きを済ませ部屋へ!


1泊2食付き1名1万円
個室料、2畳部屋7500円
なかなかいいお値段ですねー。

着替えを済ませ外へ😊




ヘロヘロのところで撮ってもらいました~(笑)
あ、これは自撮りか



撮ってもらったのはこっちだ😊




そして山頂レストランへ~
俺は生ビール、彼女はワインで乾杯✨ 
おでんとソーセージも注文
濃厚チーズケーキ美味しかったよ~😊




ガスってて眺望もないので夕飯の17時まで仮眠
⊂⌒っ´ω`)っ
けっこう爆睡🤣

そして夕飯
山小屋飯
ご飯と味噌汁はオカワリ自由
そして就寝です(山小屋の就寝は早い)


夜中に彼女が俺を起こす
どした~?と聞くと綺麗だから来てって。

防寒着を着て外へでると
ガスは晴れ少し雲が多目だけど星空が😊

そして山荘を背にして右側に夜景が✨✨
近くにいた人に聞くと
手前が富山市、奥が金沢の街だそう
山頂からの夜景で街の夜景が見えるなんて✨
そして朝になれば天気が良ければ能登半島まで見えるそう😊明日は晴天予報!楽しみだなぁ


朝4時
目が覚める

日の出を見に行こうと彼女が誘う😊
朝日が登り始め杓子岳や白馬鑓ケ岳へ向かう稜線を照らしピンクに染める憧れのモルゲンロート
凄く綺麗だ😍頑張って登ってきて良かった!
ちなみに左のお山が杓子岳
我々に落石の恐怖を与えたお山
その右が白馬鑓ケ岳
槍ヶ岳と名前が同じなので白馬鑓と呼ぶそうです。
この杓子岳と白馬鑓、それと白馬岳の3つで白馬三山と呼ばれ右奥にそびえてみえる立山連峰から目立って見えるそうです😊
いつか立山にも登って白馬三山をこの目でみたいな👀✨



もう少し早起きして山頂へ登り日の出を拝んでも良かったねー。と彼女

たーしーかーにー💧

疲労で頭回ってなかったねー

朝食は5:30~
まぁこんなもんですな(笑)

腹ごしらえしたらザックは山荘にのこし山頂へ向かう
と言ってもすぐそこ(笑)
白馬山荘は山頂直下にあるのでーす
ほーらそこよそこ。

山頂での360度動画




白馬岳山頂2932m登頂成功😊✌️