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おはようございます鉄太郎です。
昨日の我が熊本は未明は雨。出勤する頃は雨は上がりましたが、駅までの道のりは水分を含くみ水たまりがあった。
(我が熊本は北部九州になるが、17日に梅雨入り宣言があった...平年より13日も遅いらしい)
昼まえには暑く好天となった。青空に雲が餅のように見えた。(ホンマに梅雨入りかと疑う天気だった)
私は現在職場へと向かう時は、JR九州の電車に乗車して仕事場へと向かってます。
しかし、列車に乗るたびに不思議と昔の列車の昔の名前を思い出す。
昔は大空を羽ばたく鳥の姿にあやかろうと鳥の名前を付けることが多かったようだ。
1930年(昭和5年)に東京〜大阪(神戸)を結んだ「つばめ(燕)」が最初のようだ。(現在では九州新幹線でも各駅停車だ)
我が九州でも寝台特急「はやぶさ(西鹿児島〜東京)」があった。
現在では東北・北海道新幹線に受け継がれ現役の名前である。
しかし、現在では鳥の名前を付けた列車の数は次第に減ってきているらしい。
(昔は雷鳥、白鳥などもあったかな?)
そんななか、我が熊本では熊本駅〜人吉間を結ぶJR九州の観光列車「かわせみ やませみ」が運行したいた(肥薩線...八代〜人吉)が、2020年7月、球磨川の氾濫で肥薩線はほぼ全滅し現在では運休中である。
(明治時代の頃、肥薩線は鹿児島本線だったらしいのです。しかし、JR九州と熊本県、国の支援により復旧へと向かっています)
カワセミはその美しい姿から「水辺の宝石」といわれ、ヤマセミはダイナミックに魚を捕らえることから「川の狩人」と呼ばれていますね。
八代〜人吉までの間は日本三大急流の球磨川をはじめ沿線の豊かな自然をアピールする列車名だった。(三大急流の他は、最上川・富士川だ)
車内では球磨焼酎や地元の食材弁当が楽しめたという。
もし復旧したら、私も一度くらいは「かわせみ やませみ」乗車して再び人吉(相良藩領内)を見物したいものだ。但し、焼酎等を飲み過ぎて人吉駅に降り立つ頃はベロベロかも知れません。
前置きが長くなってしまいました。本日のお話は「えたいが知れない」の語源である。
私自身が得体が知れない...と自分でも思う。
正体不明(特に人に使うだろう)のものを見たとき、「えたいが知れない」とつい言ってしまう。
「えたいが知れない」の「えたい」は「得体」と書く。
「得体」は、「物事の本質」「正体」という意味なので、「得体が知れない」は、その物事の本質がわからないことになる。
その「えたい」、もとは「衣体」とも昔は書いた。かつて僧侶の衣の色は、宗派や格式によって決まっていたらしい。
そのため、僧侶の着ている衣の色が見覚えないものだと、「衣体が知れない」となったらしい。
そこから、正体のはっきりしないものをさして、「えたいが知れない」と言うようになったとも言われている。
「えたいが知れない」がお坊さんの衣と意外な関係があるとは誰にも思わないでしょうね。
本日は水曜日。本日も「明るく」「元気に」「笑顔で」過ごして行きましょう。
本日も皆様に少しの幸せが届くよう心よりお祈りいたしております。
鉄太郎。